国境を超えたインターンシップ
2025-02-28 11:24:20

東急ホテルズと仁荷工業専門大学が締結した新たなインターンシップ協定の詳細

東急ホテルズと仁荷工業専門大学の新たな協定



2025年2月25日、東急ホテルズ&リゾーツ株式会社(在東京都渋谷区、取締役社長 村井淳)は、大韓民国に位置する仁荷工業専門大学(仁川広域市、総長 金成燦)との間でインターンシップに関する協約を締結した。この提携により、韓国の学生たちは日本での実務経験を積むチャンスを得ることになる。

仁荷工業専門大学とインターンプログラム


仁荷工業専門大学は、大韓航空グループに属する専門学校で、5つの学部と28の学科を有し、約7,200名の学生が在籍している。この学校では最近、「海外現場実習」科目が新設され、これに基づいて日本における初のインターンシップを実施することとなった。注目すべきは、同校からの学生が参加する分野であり、サービス経営学部の観光経営学科やホテル経営学科、また多くの学生が航空運航課でCAを目指している点だ。

2025年の3月には公募が始まり、選考の結果、約5名の学生が選ばれる予定である。彼らは同年8月中旬から12月にかけて、15〜20週間にわたるインターンシップを体験する。受け入れホテルは、渋谷エクセルホテル東急、渋谷東急REIホテル、羽田エクセルホテル東急、博多エクセルホテル東急の4つで、いずれも外国人利用が多い施設である。

インターンシップの内容と期待


学生たちは、これまでの学びを実践しながら韓国語や英語のスキルを活かすことが期待されている。また、インターンシップ中の適切な労働条件を整えるために、手当は時給換算で支給され、社宅も提供される。このプログラムは、学生たちに海外での実習経験を通じて、国際感覚を養い、プロフェッショナルとしてのスキルを磨く貴重な機会でもある。

ビザと将来のキャリア


インターンシップ参加者は、日本での就労が可能な「特定活動」ビザを取得して来日する。さらに、参加者と企業間に合意が形成されると、「技術・人文知識・国際業務」ビザへの切り替えが可能となり、最終的には東急ホテルズにて正式に従業員として採用されることもあり得る。このシステムは、学生にとってのキャリアの新たな道を提供している。

東急ホテルズの影響と今後の展望


東急ホテルズ&リゾーツは、海外からの新たな人材を受け入れることで多様な訪日旅行客に対するサービス向上を目指している。多様性を重視した人材採用は、業界全体のサービス基準を引き上げることに貢献するだろう。この取り組みは、グローバルな視点を持った企業としての価値を高め、業界内での競争力にも寄与することが期待される。

仁荷工業専門大学の概要


  • - 所在地: 大韓民国 仁川広域市ミチュホル区仁荷100
  • - 総長: 金成燦
  • - 学部数: 5学部、28学科

東急ホテルズ&リゾーツ概要


  • - 所在地: 東京都渋谷区道玄坂1-10-7 五島育英会ビル3階
  • - 代表者: 村井淳
  • - 事業内容: ホテル・レストラン・リゾート運営。東急ブランドホテルを中心に、新たな試みを進めている。


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会社情報

会社名
東急ホテルズ&リゾーツ株式会社
住所
渋谷区道玄坂1-10-7五島育英会ビル3F
電話番号
03-3477-6566

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