星空の下で楽しむ美食の祭典「星降る夜の晩餐会」ニュージーランドで開催

迫力の星空と美食のコラボレーション

2024年8月9日、ニュージーランド政府観光局が主催する「星降る夜の晩餐会」が南島のクライストチャーチから車で1時間ほどの場所、キャッスル・ヒルで開催されました。参加者には、世界中から集まった約50名の食通やメディア、インフルエンサーが含まれ、特別メニューを振る舞うこの一夜限りのディナーイベントは、まさに食と星空の融合を楽しむ絶好の機会となりました。

世界一美しい星空

このイベントが開かれたキャッスル・ヒルは、圧倒的な星空の美しさが特徴です。ニュージーランドには、テカポ湖など、夜空の美しさを堪能できる場所が多く存在しますが、特にキャッスル・ヒル周辺の環境は、星の光が一層際立つ場所として知られています。澄み切った冬の夜空には、無数の星が輝き、食事をより一層特別な体験にしてくれます。

スターシェフ、ベン・ベイリー

イベントで提供された料理は、国際的に名を馳せるシェフ、ベン・ベイリー氏によるもので、彼のレストランで扱っている地元の厳選食材を活かした特別な6コースのメニューが用意されました。彼は、母国ニュージーランドに対する感謝の気持ちを持ちながら、国内で新鮮な食材を探求し続けています。

彼のレストランでは、今回のメニューが2025年7月までの間、限定で楽しめます。今年の食シーズンにニュージーランドを訪れる機会があれば、ぜひ立ち寄ってほしいスポットです。

環境と文化への敬意

ニュージーランドの食文化は、マオリの精神に基づく「カイティアキタンガ」と「マナアキタンガ」として知られています。これは、環境への敬意と温かいもてなしを表すもので、食材の選定にもこの考えが色濃く反映されています。ゲストたちは、ベン・ベイリー氏の手がけた料理を通して、地元食材の豊かさとニュージーランドの大自然が生み出した食文化を深く理解する機会となりました。

ニュージーランドの食と星空観察

ニュージーランドは通年で様々な料理を楽しむことができ、特に冬の間は星空観察にも最適な季節です。食通たちは、ブラフ・オイスターやクレイフィッシュ、フェイジョアといった地元食材を味わいながら、満天の星空も楽しむことができました。

レストランやスパ、さらには「ダークスカイ・プレイス」での宿泊など、星空観察を絡めた楽しみ方も多彩に用意されています。たとえば、リラックスしながら星空を眺められるホットタブや、特別な体験ができるレストランがおすすめです。