11年ぶりの「いい夫婦の日」調査が明かす夫婦の関係とは

11月22日は「いい夫婦の日」。今年は11年ぶりの土曜日ということで、より多くの夫婦がその日に注目していることでしょう。この特別な日に、サントリーホールディングス株式会社は全国の20～50代の既婚者1122名を対象に「どう？夫婦いい？夫婦」調査を実施しました。この調査の目的は、夫婦の現実の姿や関係を深く探ることにあります。

調査の実施背景

昨今、ドラマや映画では夫婦関係の複雑さが描かれる一方で、SNSでは他者の理想的な生活の一面が強調されています。また、夫婦間の対立や不満を表す情報も多く、幸せな家庭生活を発信しづらい雰囲気が漂っています。このような時代背景において、夫婦の実態をつかむことは非常に重要と言えるでしょう。

調査結果の概要

調査の結果、参加者のうちの8割以上が「自分たちはいい夫婦だと思う」と回答しました。また、「生まれ変わってもまた夫婦になりたい」と感じているのは7割を超える結果になり、これが夫婦の絆の強さを示しています。「パートナーに点数を付けるとしたら？」との質問には、平均81.3点と高評価がつきました。この点数は、男性が女性よりも高く点を付ける傾向が見られたのが特徴的です。

夫婦の呼び名や関係性

調査にて夫婦の呼び名を尋ねたところ、約6割があだ名や名前で呼び合っていることが確認され、「おい」「ねえ」といった呼びかけも多く見られました。夫婦の関係性を一言で表すと「腐れ縁」や「戦友」など多様な表現が寄せられ、夫婦間の独自の絆が見える結果となりました。

喧嘩からの仲直り法や日常の楽しみ

夫婦でのコミュニケーションの重要性も浮き彫りに。夫婦喧嘩を解決する方法としては「一晩寝る」「お酒を飲んで話す」といった意見が多く寄せられました。また、夫婦でお酒を飲む時間は「大切なコミュニケーションの場」と捉えている人が多く、さまざまな意見を集めました。

SNSのフォロー率と実情

SNSにおいて夫婦間の相互フォロー率は36.3%と、全体的には少数派ですが、特に20代では約7割が相互フォローをしています。これからも夫婦間の距離感や共有する時間の質が、互いの理解を深め、絆を育む要素となるでしょう。

特別動画の公開とオリジナルスタンプ

この調査の結果を基にした特別動画が11月21日から公式XおよびYouTubeで公開され、夫婦の日ならではのメッセージが込められています。また、サントリーが提供する「ノンデネ」では今回の調査に基づいた「いい夫婦の日」限定のオリジナルスタンプも制作され、夫婦間での感謝の気持ちを伝える手段が広がっています。