Lectoがメガバンク系VCからの資金調達を成功させる
デジタル化が進む中、Lecto株式会社が2023年に資金調達を行い、さらなる成長を目指しています。今回のシリーズAラウンドでは、SMBCベンチャーキャピタルをリード引受先とし、複数のメガバンク系VCから資金を調達しており、累計金額は13億円を超えました。
資金調達の背景
Lectoが提供する「Lectoプラットフォーム」は、従来アナログな手法が主流だった債権管理と督促・回収の業務をデジタル化しました。このサービスは、債権の請求を行う側と受ける側の体験を改善し、高い利便性を提供します。2021年3月からのサービス開始以来、様々な業種で導入が進んでおり、このプラットフォームを通じて累計債権取扱額は470億円を突破しました。
また、2024年度の導入件数は前期比で2.8倍に増加し、メガバンクグループや公益的なサービス提供を行う企業からもニーズが高まっています。これにより、Lectoはさらなる成長を遂げています。
今後の展望
Lectoは、コーポレートミッションである「金融の摩擦を解消し、人の無限の可能性を解き放つ」ために、資金を調達したと述べています。具体的には、体制強化を目的とした人材採用やマーケティングの強化に活用される予定です。
特に人材採用では、営業職を中心に拡充を進めており、2025年度には組織規模を現在の2倍にする計画です。また、顧客管理や導入後のサポートを充実させるため、カスタマーサクセスやエンジニアの組織も強化します。
マーケティングに関しても力を入れる方針で、債権管理や督促・回収といった業務のデジタル化を進め、引き続きLectoプラットフォームの普及を図ります。このような対応により、アナログな業務を抱える企業へのアプローチを強化していく意向です。
企業のビジョンに共鳴する投資家たち
Lectoの資金調達には、SMBCベンチャーキャピタルを始めとする複数のメガバンク系VCが参加しており、彼らの期待も高まっています。各社のコメントからは、Lectoが持つテクノロジーの力に対する期待や債権管理業務における重要性が伺えます。
投資家たちは、Lectoが新たな金融の形を切り拓く期待に胸を膨らませており、今後の展開に注視しています。
Lectoに関する情報
Lecto株式会社の代表である小山裕氏のリーダーシップの下、同社は今後も債権管理業務のDX促進に向けた取り組みを続け、多様な業種へのサービス提供を拡大していく方針です。事業の拡大に伴う採用活動は急務であり、共に未来を創造する仲間を積極的に募集中です。興味がある方は公式ウェブサイトから詳細を確認してください。
Lecto公式サイト
Lecto株式会社は、東京都渋谷区に本社を構えており、今後のビジネス展開に期待がかかる企業です。この資金調達によりさらなる成長が期待されるLectoの今後に注目です。