福岡発、it's hatch設立と8月8日を祝う新たな挑戦宣言で広がる可能性を育む

イントロダクション

福岡を拠点にキャリア支援とクリエイティブ領域を展開する株式会社it's hatchが、正式に設立を発表しました。2025年2月28日という節目の日に、今後は毎年8月8日を「いつはちの日」と位置づけ、新たな挑戦やイベントを発信していく方針を打ち出しています。本稿では設立の背景、事業の現状と展望、そして地域社会における役割の変化について、現場の声を交えつつ詳しく紹介します。

事業の背景

代表取締役の前畑友美氏は、離婚をきっかけにゼロからの再出発を果たし、「マルチポテンシャライト（多様な興味や才能を持ち、複数の分野で活動する人）」という価値観に出会いました。これを核として生まれたのがhatch Labであり、法人化は事業の信頼性を高め、共に挑戦する仲間の活動を守り広げる意図からです。設立は単なる事務手続きではなく、挑戦を社会全体へ波及させるための“拠点づくり”でもあります。

事業内容と提供価値

toC（個人向け）領域では、オンラインキャリア支援スクールirodoriの卒業セレモニーや「irodori BizLab」といった起業伴走プログラム、個別メンタリング・コーチング、コミュニティ運営、さらには地域イベント「旅するスナックはっち」やブランディング撮影など、キャリア形成とクリエイティブ制作を横断するサービスを展開します。

toB（法人向け）領域では、企業・個人オーナーのブランディング戦略立案、SNS運用支援、採用ブランディング、サービス構築・コミュニティ構築支援、フードスタイリング・撮影スタイリング・ビジュアル制作といった総合的なブランド支援を提供。個人の強みを引き出し、企業の価値を高める連携を強化します。

カラフルな仲間と働き方

it's hatchを支えるコアメンバーは6名。そのほか現在は計15名のメンバーが在籍しており、子育てをしながら働くお母さんや、複業で複数クライアントを持つ人、会社員として勤務しつつ自分のサービスを展開する人など、多様なバックグラウンドと働き方を持つ人々が集結しています。各人が「好き」や「得意」を組み合わせ、自分らしい働き方を実現する姿は、ブランドのコンセプト「カラフル。なのに、まとまってる。」を体現しています。

今後の展開と狙い

地域との連携を強化し、地方企業やクリエイターとの協働を通じて新たな雇用機会やプロジェクトを生み出します。旅するスナックはっちをはじめとするイベントを全国展開し、出会いと挑戦の場を広げる計画です。オンラインサービスの拡充にも注力し、キャリア支援プログラムとクリエイティブ制作支援を充実させ、より多くの人が自分と向き合える環境を整えます。多様な働き方を実現する仕組みを提案し、個人の挑戦が企業の価値を高める循環を社会全体に広げていきます。