浦和レッズ『GoGoReds!デー』がつくる子どもたちとの新たな絆

浦和レッズ『GoGoReds!デー』の魅力

5月3日、埼玉スタジアムでは恒例のファミリー向けイベント『ゴールデン GoGoReds!デー』が開催されました。この日、合わせて約5万人のファンが詰めかけ、そのうちの1万人が小中高生でした。イベントの趣旨は、サッカー観戦を通じて子どもたちにその楽しさを伝え、未来のサポーターを育てることにあります。

子どもたちの笑顔が生まれる空間

この日は、若いファンに向けた特別価格でのチケット販売が行われ、小中高生専用席が550円で購入可能でした。また、試合前のイベントも多彩に用意され、会場は早朝から家族連れで賑わっていました。子どもたちは、試合観戦だけでなく、「はたらくのりもの大集合」や「警察お仕事体験」、さらには「REDS KIDS FAN SHOP」でのショッピング体験など、多様なアクティビティに参加し、それぞれの思い出を作りながら楽しんでいました。

成長する自主性を育むREDS KIDS FAN SHOP

この日の目玉の一つが、「REDS KIDS FAN SHOP」です。このショップでは、金色の専用通貨で商品を購入するという体験ができ、訪れた子どもたちは自ら選び、買う楽しさを味わっていました。小学2年生のはせがわしょうた君は、「このお店を楽しみにしていたので、早めに来ました」と笑顔で話してくれました。自分で好きなグッズを選ぶことで、彼は特別な体験を得ることができたのです。

ふわふわ遊具と楽しい体験

スタジアムの西側に広がるもみの木広場では、無料のふわふわ遊具が設置されました。中でも「バンジージャンプ」が大人気で、子どもたちの楽しみ声が絶えませんでした。家族連れが集い、穏やかな時間が流れる中で、子どもたちは大興奮する体験を楽しんでいました。この日、埼玉スタジアムの空気はまさに子どもたちの笑顔で溢れていたのです。

“はたらくのりもの”とのふれあい

スタジアム周辺では、さまざまな「はたらくくるま」が展示されており、大きな車両を間近で見られる機会が提供されました。埼玉県警の白バイやパトカー、自衛隊の特殊車両などが、特別に用意され、来場者はその迫力に圧倒されていました。警察犬による訓練実演もあり、元日本代表の岡野雅行氏が参加するなど、世代を超えて楽しめる内容が目白押しでした。

スタジアムの一体感と未来のレッズファン

広報担当者は「この日が、子どもたちにとってサッカーやスポーツの楽しさを知り、未来のレッズファン・サポーターになってもらうためのきっかけになることが目標です」と話していました。実際、その通りにスタジアム全体が「赤」一色に染まり、多くの来場者が埼玉スタジアムでの特別な体験を通じて、再度の訪問を望む期待感を抱いていました。