会議の聴覚バリアフリーを実現!「VUEVO」が助成金対象に採択
ピクシーダストテクノロジーズ株式会社が開発した、音声認識とAIを活用したリアルタイム会話可視化サービス「VUEVO(ビューボ)」が、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)の「令和6年度情報バリアフリー通信・放送役務提供・開発推進助成金」の助成対象事業として採択されました。
「VUEVO」は、独自のワイヤレスマイクと専用アプリケーションを使用することで、会議中の発言者を特定し、発言内容をテキスト化して画面に表示します。これにより、聴覚に障碍を持つ方でも、誰が何を話しているのかを視覚的に理解することができ、会議にスムーズに参加することが可能になります。
2024年4月施行の障害者差別解消法改正により、事業者による「合理的配慮の提供」が義務化されました。聴覚障碍者に対する合理的配慮の一環として、「VUEVO」は企業や団体での利用が期待されています。
VUEVOの特長
「VUEVO」は、以下の特長を持つことで、聴覚障碍者を含むあらゆる人が参加しやすい会議環境を実現します。
直感的なユーザーインターフェース: 会話内容を誰でも理解しやすいように、発言者とテキストを分かりやすく表示します。
高精度なワイヤレスマイク: 独自開発のアルゴリズムにより、360°全方向からの音声を高精度に集音し、音声方向の解析とテキスト化をリアルタイムに行います。
幅広いデバイスに対応: スマートフォン、タブレット、PCなど、様々なデバイスに対応しています。
ChatGPTを活用した要約機能: 会議内容を自動的に要約する機能により、会議の理解度を深め、生産性を向上させます。
ピクシーダストテクノロジーズ株式会社について
ピクシーダストテクノロジーズ株式会社は、「デジタルネイチャー」の実現を目指し、コンピュータサイエンスと独自の波動制御技術を融合させたサービスを開発しています。「VUEVO」以外にも、メカノバイオロジーや視覚・聴覚・触覚への介入・補助、メタマテリアルなど、様々な分野で革新的な技術を提供しています。
「VUEVO」が実現するインクルーシブな未来
「VUEVO」は、聴覚障碍者の方々が会議に平等に参加できる環境を作るだけでなく、より円滑なコミュニケーションを促進し、多様な才能が活かせる社会の実現に貢献します。今後の「VUEVO」の展開に期待しましょう。