地域社会のデジタル化を加速する新ポータルサイト「地域社会DXナビ」が公開

地域社会のデジタル化を加速する「地域社会DXナビ」公開

概要

令和6年10月、総務省が取り組む新たなポータルサイト「地域社会DXナビ」が正式に公開されました。このサイトは、地域のデジタル化を進めるための重要な情報源となることを目指しています。特に地域社会DX（デジタルトランスフォーメーション）を実現するために、地方公共団体や民間企業の担当者に向けて、全国の先進事例や取組内容をニュース形式で配信します。

この取り組みは、総務省が令和6年9月に公表した「活力ある地域社会の実現に向けた情報通信基盤と利活用の在り方に関する懇談会報告書」に基づいています。この報告書では、地域課題の解決や産業振興をデジタル技術で支援することの重要性が指摘されています。そして、地域の先進事例を他の地域へ普及させるための情報発信を強化することが求められています。

ポータルサイトの目的

「地域社会DXナビ」は、地域社会のデジタル化を加速し、各地域の優れた取組みを全国の担当者が参考にできるようにするための「道しるべ」としての役割を果たすことを目的にしています。このサイトでは、様々な先進事例が担当者のコメントやその際に用いられた技術を交えて紹介され、行政分野や技術ごとに簡単にアクセスできるように整備されています。

また、サイト内では総務省の支援事業の概要や、地域社会DXに積極的に取り組む地方公共団体や企業へのインタビューも掲載されており、今後も内容が随時更新され充実していく予定です。