マレリがサナンドに新工場をオープン
自動車業界の技術革新をリードするマレリが、インド・グジャラート州サナンドに新たな照明工場を開設しました。この新工場は、マレリの合弁パートナーであるMotherson社との協力により、Marelli Motherson Lighting India(MMLI)として運営されます。今回の工場開設は、マレリがインド市場での存在感を強化するための重要な一歩となります。
マレリのライティング事業部門を率いるフランク・フーバー社長は、新工場がインドのお客様に先進的な照明技術を提供するための重要なマイルストーンであると説明しました。彼は、Motherson社とのパートナーシップを通じて、グローバルなイノベーションと現地生産能力を組み合わせることで、最先端のソリューションを展開していく意気込みを語ります。
Motherson社の副会長、ラクシュ・ヴァーマン・セッガル氏も新工場の開設を評価し、自社のイノベーションとお客様重視の姿勢を強調しました。この新工場は、急成長しているインドの乗用車市場の需要に応える高性能な照明システムを供給することが期待されています。
具体的には、新工場では複数のインド初となる照明技術が導入されます。例えば、車幅全体にわたる一体型・エンド・ツー・エンド・ランプの製造が行われ、ユニークな光のシグネチャーを実現します。また、インド国内で最も薄いヘッドランプモジュールも生産される予定です。顧客ニーズに応じた仕様の選択肢も提供されるため、より多様化した照明ソリューションの提供が可能となります。
新しい工場は、長い一体型照明部品の製造が可能なインド初の施設であり、大型の射出成形機と特殊な天井クレーンも導入されています。これにより、照明製品の生産効率が向上し、さらなる技術的進化が期待されます。
環境への配慮も実施されており、工場の屋上には太陽光発電設備が設置され、持続可能なエネルギーの確保に尽力しています。加えて、MMLIは地域社会のために1,700本の樹木を植樹し、地元のCO2吸収への貢献も進めています。
今回の新工場開設により、マレリのインドにおける生産拠点は16ヵ所、研究開発センターは3ヵ所に達し、さらなる成長への基盤を強化しました。確立されたパートナーシップと先進技術を背景に、マレリはインド市場における成長とイノベーションを牽引する立場を確立しています。
MMLIはMothersonと共同出資で設立された合弁会社で、インド最大の自動車照明サプライヤーの一つとして急速な成長を遂げています。4,500名以上の従業員を擁し、サナンドやプネに8つの工場を持つなど、その拠点を着実に拡大しています。
マレリは、自動車業界をリードするグローバルなサプライヤーであり、全世界に150以上の施設および研究開発センターを展開しています。技術革新により、安全で環境に優しい将来のモビリティの実現に向けて邁進しています。今後のマレリの展開に期待が寄せられます。