釣り人が地域を支える!釣り場開放プロジェクト
クラウドファンディングが始まる背景
株式会社ウミゴー(本社:西伊豆町宇久須、代表:國村大喜)は、釣り禁止の流れを受け、海釣りを楽しむ人々と地域が共存できる釣り場作りを目指して新たなクラウドファンディング「釣り人が地域を支える!釣り場開放プロジェクト」を始動しました。この取り組みは、関係者と共に釣り場の開放を目指し、3月31日までの期間で実施されています。
地域の方々との協力を通じて、釣り人にとっても魅力的な新たな釣り場を生み出し、その過程を共有し、共に祝うことがこのプロジェクトの目的です。また、1月19日まで横浜で開催される「釣りフェス横浜」のブースにおいてもプロジェクトの展示を行っているので、関心のある方はぜひ訪れてみてください。
日本全土に広がる釣り禁止の現実
コロナウイルスの影響により、海釣りの人気が急上昇しましたが、その一方で当然ルールなしの釣りがトラブルを招き、日本各地の港で釣りが禁止される事例が続発しています。特に、釣り人の集中による地域の負担が問題視され、多くの地域で釣り禁止へと繋がっています。
2022年夏、西伊豆町の田子漁港でもトラブルが起き、一時釣りが禁止となる事態が発生しました。そこで地元の漁協と連携し、釣り人が漁港を支える仕組みを整える必要がありました。その結果、生まれたのが日本初の漁港釣り場予約アプリ「海釣りGO」です。この仕組みにより、条例が改正され、田子漁港は再度釣りができる場所として息を吹き返しました。
プロジェクトの目的と展望
「釣り人が地域を支える!釣り場開放プロジェクト」の目的は、釣り人と地域を繋ぎ、互いに望まれる釣り場を提供することにあります。私たちは地域の皆さんの不安を解消しながら、デジタル技術を駆使して釣り場を開放するための道筋を描いています。進捗状況は、支援者の皆様と共有し、共に祝える瞬間を持ちたいと考えています。
支援を通じた連帯感の形成
このプロジェクトでは、支援者全員の名前を特設のWebページとメモリアルブックに記録し、プロジェクトの進捗を節目ごとに報告します。これは参加者の意義を感じてもらうと同時に、地域の人々との連帯感を深めるためのものです。また、釣り場のヒントをメッセージフォームで受け付け、地域の釣り場を新たに開放する候補として検討します。
実績と参加者の感想
田子漁港での「海釣りGO」の始動から、多くの釣り人の参加や地域の理解を得ることができ、風通しの良い釣り場文化が生まれました。地域の人々や漁業関係者からは、申請者が誠実であり、釣り環境が改善されているとの声が広がっています。これにより、地域全体が活性化され、かつての釣り場が活気を取り戻す様子が見受けられます。
未来へ向けた挑戦
ウミゴーと地域の人々が手を取り合って築く、この新たな釣り場開放の取り組みは、単に釣りを楽しむ環境を整えるだけでなく、地域経済の再生にもつながります。皆様もぜひ、このプロジェクトを応援し、共に釣り文化を未来へ繋いでいきましょう。各ステップでの達成感とコミュニティの絆を感じながら、釣りを楽しむ新たな場を開いていくために、みんなで力を合わせていきましょう。