教育のデジタルトランスフォーメーションを加速するカンファレンスが東京で開催

教育のデジタルトランスフォーメーションを加速するカンファレンス



2019年9月24日から25日、東京で行われる教育のデジタルトランスフォーメーションに特化したカンファレンスが注目を集めています。このイベントでは、最新の技術基準を体験できる実践的なワークショップが初日から行われ、午後にはIMSグローバル・コンソーシアムのCEOロブ・アベル氏とチーフ・アーキテクトコリン・スミス氏が基調講演を行います。

技術標準に関する最新情報



カンファレンスでは、デジタルバッジやラーニング・アナリティクスなどの分野における最新の技術標準を通じて、教育のデジタルトランスフォーメーションについて深く掘り下げられます。特に、深澤良彰早稲田大学教授による日本の高等教育・生涯学習分野におけるデジタル・エコシステムの展望についての講演も魅力的です。

Tech Dayの展望



二日目には「Tech Day」と称し、学習エコシステムの相互運用性に関する基礎技術であるLTI1.3の新しいサービス実装について、技術的観点からのセミナーや報告が行われる予定です。これにより、参加者は最先端の教育ICT技術に接することができ、自らの学びに役立てることが期待されます。

世界共有の教育エコシステム



近年、教育においてICTの活用が進み、学習者に提供される環境やツールが多様化しています。このような状況下で、相互運用性を確保することが重要です。日本IMS協会は、その課題に対し、IMSグローバル・コンソーシアムに参加している大学や企業と共に取り組んでいます。2016年の設立以来、国内における技術標準の普及・導入に努めており、教育や人材開発分野でのイノベーションを推進してきました。

国際規格「オープンバッジ」



新たな取り組みとして、学習の修了認定や資格をデジタルで表現する国際規格「オープンバッジ(Ver.2.0)」の流通実証環境を構築することも発表されます。これにより、教育を受けた人々に対して新しい形の認定が可能となり、さらなる学びを支援する仕組みが整備されることでしょう。

イベントの詳細情報



カンファレンスは、東京の中央区に位置する株式会社内田洋行のユビキタス協創広場CANVASで開催されます。定員は100名で、参加は先着順となっています。参加費用はセミナーやワークショップは無料ですが、有料イベントもあり料金は異なります。

さらに大阪でも2019年9月26日にはセミナーが開催され、こちらも参加は無料となっています。これらのイベントは、今後の教育の在り方を見据えた重要な機会になることでしょう。

興味がある方は、ぜひ公式ウェブサイトから詳細情報を確認し、お申し込みをお忘れなく!

IMS Japan Conference 2019 - 詳細はこちら

会社情報

会社名
一般社団法人日本1EdTech協会
住所
東京都中央区新川2-4-7
電話番号

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