熊本色×草木染ストール
2022-08-31 16:38:09

熊本工業高校とサーキュライフが共同で『熊本の色』を開発!天草市ふるさと納税で草木染ストールが登場

熊本工業高校とサーキュライフがタッグを組み、伝統技術と現代技術が融合した革新的なプロジェクト始動!



熊本県立熊本工業高等学校・繊維工業科と株式会社Circulife/サーキュライフは、共同で『熊本の色』を選定し、天草市ふるさと納税で提供する「草木染の木糸ストール」を開発しました。

このプロジェクトは、熊本工業高校の繊維工業科の生徒たちが中心となり、大学講師を招いて環境問題と最新の草木染技術を学ぶことからスタートしました。生徒たちは、熊本県産の素材から染料を抽出し、伝統的な草木染を現代風にアレンジしたストールを製作します。

例えば、黒色は芦北の「太秋柿」の剪定樹木枝、桃色は熊本城の「桜」の剪定樹木枝、カーキ色は天草オリーブの葉や剪定樹木枝から抽出した染料を使用する予定です。

環境負荷を低減した革新的な草木染技術



サーキュライフは、大学と協力して開発した全く新しい草木染技術を採用しています。従来の草木染は、80℃で30分以上の加熱時間が必要でしたが、この技術では25℃でわずか15秒で染色を完了させることができます。

加熱工程を省くことで、エネルギー消費を抑えながら生産性を向上させ、100%自然由来の染料を使用することで、人が飲んでも安全な環境負荷のない排水を実現しました。

熊本県産の素材を生かした多様な商品展開



サーキュライフは、このプロジェクトを通じて、多様な『熊本の色』をラインナップした「草木染事業」を立ち上げ、熊本県の特産品として様々な商品を製造していく予定です。

さらに、大手企業のノベルティや販売商品、ユニフォームなどの製造販売体制も構築していく計画です。

小国杉木糸との連携でSDGsにも貢献



サーキュライフは、小国町森林組合との業務提携契約を締結し、よりエシカルな素材として「小国杉木糸」の製造・販売における共同展開を拡充していきます。

近年、SDGsが推進される中、脱プラスチックや循環型資源の活用が必須となっています。木糸は、木材からセルロースを抽出し、和紙に加工して撚りあげた木質由来の糸で、土に還る循環型素材です。

アパレル業界における化学繊維のマイクロプラスチック問題や、製造流通における環境負荷などを低減する素材として、小国杉ブランドの全く新しい製品を多くの人に届けたいと考えています。

環境問題への意識向上と地域活性化



サーキュライフ代表取締役の川原剛氏は、深刻な地球温暖化による脱炭素化への動きを受け、環境に配慮した商品を選ぶことが常識となるこれからの市場に、地域資源を活用した製品が重要な役割を果たすと考えています。

サーキュライフは、地域資源を活用した製品作りを通して「循環する生活」=「Circulate Life」を提案し、環境問題への意識向上と地域活性化に貢献していきます。

会社情報

会社名
株式会社Circulife
住所
熊本県天草市五和町御領6290-1
電話番号
0969-32-2888

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