下北沢のライブハウスを形にした新エフェクター「Kitazawa Effector」の全貌

下北沢のライブハウスを集めた新エフェクター「Kitazawa Effector」

下北沢の独自のライブハウス文化を反映した新たなエフェクター「Kitazawa Effector」が誕生しました。このプロジェクトは、コロナ禍により影響を受けた地域のライブハウスシーンを復活させようという意図から始まります。老舗のライブハウス9店舗が協力し、それぞれの特徴を音に込めた全9モデルを製作しました。

たゆまぬ時間をかけ、愛情を持って開発されたこれらのエフェクターは、爆音のパフォーマンスを行うアーティストたちにとって、最高の音楽体験を提供するために考案されました。「Blackberry JAM」にも協力を仰ぎ、基盤設計から試作を重ねた結果、ついに納得のいくサウンドにたどり着きました。これで「ライブハウスの音を、その手に。」というコンセプトが実現されたのです。

各モデルの詳細

それぞれのモデルは、特定のライブハウスをイメージして設計されており、さまざまな音楽スタイルに対応しています。

01 GARAGE Over Drive

ライブハウス：下北沢Garage
ジャンルを選ばず、王道のオーバードライブを探求。音の太さとキレの良さが特徴です。バンドサウンドに必要な要素をしっかりと持っています。

02 QUE Over Drive

ライブハウス：下北沢CLUB Que
生演奏のグルーヴ感を大切にした立体的なオーバードライブ。指先のニュアンスをしっかりと反映させます。

03 ERA Distortion

ライブハウス：下北沢ERA
ハードなバンド向けのディストーションサウンド。ローとハイのバランスが絶妙で、さまざまな演奏スタイルに対応可能です。

04 SHELTER Distortion

ライブハウス：下北沢SHELTER
きめ細やかなドライブサウンドに、低音と高音の伸びやかさが魅力。特にハムバッカーとの相性は抜群です。

05 DAISY Fuzz

ライブハウス：下北沢DaisyBar
激しい歪みとファットな低音を持ったファズ。ロックシーン全般で幅広く使えます。

06 251 Fuzz

ライブハウス：CLUB251
エモーショナルな爆発力を生かしたサウンド。高音が絡みつくような感覚が特徴です。

07 440 Booster

ライブハウス：下北沢440
生音を重視した設計で、幅広いサウンド作りが可能。特に全音域の持ち上げ効果が際立ちます。

08 MOSAIC Booster

ライブハウス：下北沢MOSAiC
クリーンブースターとしての役割も果たし、ローゲインながらきれいな音を重視した設計。

09 BASEMENT Bass OverDrive

ライブハウス：下北沢BASEMENTBAR
ベーシストに特化したドライブサウンドで、レコーディングでも活躍するクオリティです。

販売情報

これらのエフェクターは、2021年1月18日（月）より、Kitazawa Effector下北沢本店や関連店舗で販売開始となります。価格は20,000円（税別）で、購入者には各モデルのモチーフとなったライブハウスのドリンクチケットも添付されています。これはサウンドを生で体験してほしいという気持ちの表れです。

コロナ禍の影響で厳しい状況が続いていますが、情勢が落ち着いた際には、ぜひライブハウスに足を運び、地域のアーティストたちのパフォーマンスを楽しんでほしいと思います。下北沢の音楽シーンが再び活力に満ちる日を待ち望んでいます。