ハウスコム株式会社が四年連続で健康経営優良法人に認定
ハウスコム株式会社は、経済産業省と日本健康会議から「健康経営優良法人2025」の大規模法人部門に四年連続で認定されました。これは、同社が掲げる「住まいを通して人を幸せにする世界を創る」というミッションの一環として、従業員の健康と福利厚生を向上させるためにさまざまな取り組みを行っている証です。以下に、その具体的な取り組みについて詳しく解説します。
長時間労働への対策
ハウスコムでは、長時間労働の抑制に力を入れています。出退勤や残業の管理を徹底し、勤怠システムの適切な使用法を教えるe-ラーニングなどの教育研修を定期的に行っています。また、「ノー残業デー」を設け、PCの使用時間を制限するなどの工夫も。さらに、有給休暇の取得を促進し、勤務間インターバル制度を導入することで、従業員の健康を守る努力をしています。
禁煙サポートの取り組み
従業員の健康を考え、就業時間中の喫煙を禁止するほか、喫煙外来治療補助制度を設けて禁煙を促進しています。グループ内での禁煙を支えるための様々なサポートが用意されています。
契約社員の福利厚生
さらに、疾病や怪我で長期間の休暇を必要とする従業員には、LTD(長期障害所得補償)制度を通じて収入の補償が行われます。この制度は、従業員が安心して治療に専念できる環境を提供するものです。
健康と仕事の両立支援
がん治療など、特定の傷病に対する相談窓口を社内に設け、必要なサポートを行っています。さらに、有給休暇の積立制度もあり、切れた有給を最大60日まで積み立てることができます。これにより、治療に専念できる環境を整えています。
健康増進アプリの導入
従業員の健康づくりを支援するため、アプリ“QOLism”を導入。このアプリは、食事を撮影することでカロリー計算を行い、エクササイズ動画の視聴も可能です。これにより、食生活や運動習慣の改善が期待できます。
アスリート社員による健康研修
ビーチバレーボールのアスリート社員による体験会も定期的に開催されており、従業員は実際に体験を通じて健康意識を高めることができます。アスリート社員によるオンライン研修では、運動や食事、睡眠についての重要性なども学びます。
社内コミュニケーションの促進
地域ごとにバーベキュー大会を開催し、従業員同士が交流する機会を増やしています。また、「ThanksGift」というサービスを導入し、「ありがとう」を言いやすい環境を作ることで、社内のコミュニケーションを活性化させています。
健康経営優良法人認定制度について
この制度は、優れた健康経営を実践している企業を認定するもので、従業員や求職者、関係企業からの社会的評価を向上させることを目指しています。
会社概要
ハウスコムは、全国で200を超える店舗を持ち、賃貸仲介サービスを展開。ITやAIを活用し、顧客一人ひとりのニーズに応える住まい探しの提供を行っています。代表者は田村穂氏で、東京都港区に本社を構えています。今後も、ハウスコムは健康経営の推進を続け、従業員の生活の質を向上させていくことに努めていくでしょう。