奈良県立万葉文化館の最後のオリジナル万葉日本画カレンダー
奈良県立万葉文化館は、長年にわたり愛されてきた「万葉日本画カレンダー」の2026年版(令和8年版)の販売を開始しました。このカレンダーが、最後の1冊となります。近年のライフスタイルの変化によって、紙製カレンダーの需要が減少したため、このような決断に至りました。これまでのご支援に感謝を申し上げ、最後の機会にぜひ手に取っていただきたいと思います。
カレンダーの魅力
このカレンダーでは、万葉の四季をテーマにした美しい日本画が描かれ、各作品には万葉歌人の作品が添えられています。各月のページには、現代語訳や詩の背景も掲載されており、ただスケジュールを確認するだけでなく、詩情を感じ、心を豊かにするアイテムとなっています。
各月の作品
- - 1・2月: 那波多目功一 「訪春」
- - 3・4月: 野々内良樹 「麗日」
- - 5・6月: 川崎春彦 「鳥の声」
- - 7・8月: 森田りえ子 「撫子」
- - 9・10月: 木下育応 「野路爽晨」
- - 11・12月: 絹谷幸二 「大和国原」
サイズと形式
このカレンダーは、横型でサイズは縦26cm×横32cmです。上段には日本画と万葉歌、下段にはその現代語訳、さらに詩の背景が詳しく説明されており、月ごとに楽しむことができます。
販売情報
- - 販売部数: 限定600部
- - 販売場所: 奈良県立万葉文化館 ミュージアムショップ
- - 価格: 各部1,000円(税込)
発送サービスについて
カレンダーの郵送も対応していますが、送料は実費での負担となります。詳しい情報は奈良県立万葉文化館ミュージアムショップにお電話ください。
お問い合わせ
奈良県立万葉文化館ミュージアムショップ カレンダー担当 TEL: 0744-54-1850
昨今、手に取ることが少なくなった紙のカレンダーですが、ぜひこの機会に、万葉の歌人たちの心情に触れて、四季の移り変わりを楽しんでみてはいかがでしょうか。特別な一冊を身近に飾って、日々の生活を彩ってください。