「夏の百」特別企画、アートバッグと本を選んで楽しむ新体験

アートと本の新しい出会いを楽しむ！

岐阜県岐阜市に本拠を置く選書サービス「菊川」が、2025年7月16日（水）午後8時より、障害者福祉法人いぶき福祉会との共同企画「夏の百」を開始します。この特別な選書企画では、アートバッグと選書された本のセットが販売され、限定100個の特別商品がオンラインショップで登場します。

目を引く「世界にひとつ」のアートバッグ

「夏の百」では、いぶき福祉会の利用者が手作りしたアートバッグを提供します。お菓子作りを通じて出た小麦粉の袋をアップサイクルし、それを巧みにアートに生まれ変わらせるという取り組みです。23名の障害を持つ方々と10名の職員が協力し、個々のクリエイティビティを発揮して制作されるアートバッグは、真にユニークな作品として世に送り出されます。

「偶然の出会い」の楽しみ

この企画の特徴は、選書のシステムにあります。従来の選書サービスでは、お客様の名前を基に本を選ぶのが一般的ですが、「夏の百」では1から100までの数字を選び、それに対応する本が届けられる仕組みです。購入者は自分の直感で数字を選び、何が届くかは開けてみるまでのお楽しみです。

この「偶然の出会い」は、まるでおみくじのような感覚を生み出し、利用者に新しい読書体験をもたらします。それと同時に、選ばれた本と心のこもったアートバッグの両方を通して、特別なつながりも感じることができます。

コラボレーションの背景

「夏の百」の企画が始まったきっかけは、いぶき福祉会の30周年記念展「夢よもっとひろがれ展」でした。この展覧会で、市川代表が偶然出会ったアートバッグに心を打たれ、自身のサービスでのコラボレーションを希望するようになりました。市川の熱い思いが、今回の共同企画を実現させる原動力となりました。

「偶然性」と「出会い」を大切にする菊川は、これまでも多くの選書サービスを提供してきました。いぶき福祉会とのコラボレーションは、福祉とアート、本を通じた新しいつながりの創出を目指す試みでもあります。