PKSHA Technology、新たなカンパニー制体制を発表
株式会社PKSHA Technologyは、本日、AIソリューション事業とAI SaaS事業の統合を発表しました。これは、2025年7月1日を効力発生日として、グループ会社であるPKSHA CommunicationとPKSHA Workplaceを統合し、カンパニー制へ移行するというものです。これにより、AIのシナジーを加速し、より高いレベルのサービス提供を実現することを目指します。
現在の展望と成長
PKSHAはこれまで、AIソリューション事業とSaaS事業の2つのプロセスを通じて、多様な企業にAIを提供してきました。特に、国内時価総額上位100社の70%にAIを導入するという成果を上げています。これらの企業は、個別カスタマイズされたAIソリューションやパッケージ化されたAI SaaSのいずれかを通じて、効率化や生産性の向上を目指しています。
しかし、導入が一部の部門に留まっているケースも多く、顧客がデジタルトランスフォーメーションを進める中で、さらなるニーズに応えるための成長が期待されています。
新体制の狙い
近年、ChatGPTなどの生成AIの登場は、企業におけるAI導入の加速を促進しています。大企業では、AIを用いて複数の業務を効率化したいというニーズが急速に増大しています。この流れを受けて、PKSHAは新たな体制を整え、AIによる総合的な課題解決を目指しています。
具体的には、PKSHA CommunicationとPKSHA Workplace間での事業連携を強化し、一つの企業としての事業スピードを高めることを決定しました。この新しいカンパニー制の下では、AIソリューション事業とAI SaaS事業のシナジー効果が期待されています。
未来へのビジョン
PKSHAは、「未来のソフトウエアを形にする」というミッションのもと、顧客が求める価値の向上を追求する方針です。新体制に取り組むことで、顧客の課題に応じた解決策を提供し、企業の価値を向上させる努力を続けます。
統合によって、社名、事業内容、本店所在地、代表者、資本金及び決算期は変わりませんが、今後の展開には大きな期待が寄せられます。PKSHAは今後も、ソフトウエアの社会実装を進め、人と技術が共に進歩する社会を目指していきます。
会社概要
PKSHA Technologyは、東京都文京区に本社を構え、「未来のソフトウエアを形にする」という理念のもと、自社開発したアルゴリズムを活用したAIソリューションを提供しています。多様な技術を基にしたサービスが、顧客の課題解決に貢献しています。