3D構造体おでんの会
2022-02-28 10:00:11
未来の食体験を探求する3D構造体おでんの会が開催!
未来の食体験を探求する3D構造体おでんの会が開催!
2022年3月18日、名古屋のFabCafeにて、「3D構造体おでんの会 - 食感実食編 -」が行われます。このイベントは、食感デザインに新たな挑戦をもたらすプロジェクトの一環で、実際に3Dフードプリント技術を用いて作られたおでんを実食する体験です。参加者は、新しい食感を感じるだけでなく、その背後にあるデザインプロセスや技術について深く理解することができます。
問題意識とプロジェクト趣旨
従来の食感デザインは、多くの場合、専門的な知識を持つデザイナーによって進められてきました。しかし、本プロジェクトは、「直感ドリブンデザイン」という新しいアプローチを採用し、一般参加者の五感や人生経験を活かした食感デザインを模索します。これは、より多様な視点から食の未来を考えるためのリサーチプロジェクトです。
イベント概要
3D構造体おでんの会は、全3回にわたるワークショップの最終回です。第1回目では、参加者が想像上の食感を擬音語(オノマトペ)で表現し、第2回目ではそれに基づく3Dモデルの開発を行いました。そして、今回は実際にモデルを3Dプリントし、その食感を体験します。
トークイベントも同時開催
実食会では、プロジェクトメンバーが登壇し、食感デザインやフード3Dプリント技術についてのトークを行います。技術がどのように未来の食体験を変えていくのか、参加者が直感的に体感できる機会です。
特別な食体験:限られた時間での新商品
さらに、イベントで特別に先行販売されるのが、Byte Bites社の「exform」という新しいチョコレート。これは、3Dフードプリンタを駆使して作られた、軽やかな口溶けの新食感体験です。食感デザインの限界が広がる様子を、実際に口にすることで実感できます。
高次素材設計技術研究舎(Melt.)について
本企画を主催するMelt.は、新たな視点を持つ素材設計の研究を行っているオープンラボです。物質の概念を広げ、フィジカルな素材だけでなく、音や風など無形の素材をも含めたデザインとものづくりを提案しています。このように、Melt.では参加者全員が新しい発想を持ち寄り、共に作り上げることを目指しています。
未来の食への新たな視点
このプロジェクトを通じて、参加者が得られるのは、新しい食感の実体験のみならず、食設計のプロセスや思考についても再考する機会です。3D構造体おでんの実食は、単なるイベントではなく、未来の食文化を築くための第一歩と言えるでしょう。
参加者も、ものづくりの新時代を体感することで、様々な可能性に触れ、自由な発想を持ち帰ることができるでしょう。この機会にぜひご参加ください!
会社情報
- 会社名
-
Metalium合同会社
- 住所
- 福井県小浜市加斗18-42
- 電話番号
-
090-6236-4975