沖縄で新たな発信!CBcloudの「物流怪獣」ラッピング列車
CBcloud株式会社は、12月20日から沖縄都市モノレールの「ゆいレール」に、オリジナルのラッピング列車を運行することを発表しました。この列車には、テレビCMで人気の「物流怪獣」デザインが施されており、沖縄の地域社会と観光客に向けて同社の取組みを広く知らせる意図があります。この運行は1年間の予定で、記念式典も同日に開催され、地域の皆さまにCBcloudの理念を直接伝える機会となります。
沖縄における課題とCBcloudの役割
沖縄県は、受託型ビジネスへの依存度が高く、その結果として地域の資金やノウハウが蓄積されず、地元企業の成長が停滞しています。この状況は県民の所得が全国最低水準となる要因の一つであり、優秀な人材の流出を引き起こしています。しかし、沖縄には優れた人材も多数存在し、CBcloudの沖縄本店に在籍しているメンバーは高い生産性を誇り、同社の成長に貢献しています。
CBcloudは、地元の人材が活躍できる環境を整え、自社の成長を通じて沖縄の短所を解消することを目指しており、これを実現するための一環として新しい取り組みを進めています。
ラッピング列車のデザイン
「物流怪獣」のラッピング車両には、CBcloudを象徴するインパクトのあるビジュアルが採用されています。また、「CBcloud、IT企業」というキャッチコピーが大きく掲げられており、同社がITを駆使して物流の価値を創出していることを強調しています。さらに、沖縄の県花であるデイゴをデザインに組み込むことで、地域との繋がりも意識されています。デイゴには「咲くと嵐が巻き起こる」という言い伝えがあり、この象徴を通じてCBcloudの急成長のビジョンも伝えたいとの思いが込められています。
CBcloudの成長環境と未来
CBcloudは、沖縄から全国へと価値を提供する機会を創出するために、東京と同等の給与テーブルを設けることで、社員の価値を正当に評価する環境を作り上げています。多様な職種を通じた成長の機会を提供することで、企業全体の成長とともに、地域の発展をも目指しています。
また、スタッフのライフスタイルに応じた柔軟な働き方を提供し、パート雇用の導入により、さまざまな人材が活躍できる場を整えています。これによって、優れた人材が沖縄に留まるだけでなく、地域経済全体にも貢献することを目指しています。
人材育成と地域貢献
さらに、沖縄本店では2029年までに200名の新規採用を計画しており、地元の雇用創出にも力を入れています。これらの取り組みはただの雇用確保にとどまらず、地域全体の活性化にも寄与するものです。
CBcloudは、2013年の設立以来、「『届けてくれる』にもっと価値を。」をビジョンに、配送プラットフォーム「ピックゴー」や物流現場を支援するDXシステム「スマリュー」の提供を通じて、配送業界の現場での生産性向上に努めてきました。今後もテクノロジーの利点を活かし、持続可能な配送インフラを構築しながら、沖縄から全国、さらにはグローバルな価値創出を目指して邁進します。
CBcloudはこれからも地域と共に成長し、沖縄の未来を切り拓く一翼を担っていくことでしょう。