「60 Seconds」がもたらす新しいアプローチ
オーストラリアの企業、60 Seconds PTY LTDが日本市場に向けたマイクロコーチングモバイルアプリの進化を発表しました。このアプリは、特に医薬品営業チームに向けて、実践的な営業プロセスを改善し、的確なコミュニケーションスキルを育成することを目的としています。
人間の出番:AIだけでは足りない理由
近年、AI技術を活用したリアルタイムのトレーニングツールが次々と登場していますが、「60 Seconds」の指針はAIに依存せず、人間のメンターシップとデジタルプラットフォームを組み合わせることです。これは、デジタルネイティブであるZ世代に対し、人間の温もりが求められているからです。
多くの医療情報担当者(MR)は、AI駆動のシステムに依存することで、個別対応が減り、機械的な会話が増えることに懸念を持っています。AIは知識を提供しますが、知恵や人間関係の構築というデリケートな側面は理解できません。「60 Seconds」のプラットフォームは、こうした人間的な触れ合いとコーチングを重視しています。
特に、MRやメディカルサイエンスリエゾン(MSL)の役割に特化した指導を行うことで、彼らが顧客との信頼関係を築く助けとなります。
継続的な学びの必要性
医薬品業界での営業訓練は、時として「フレームワーク疲労」に苛まれています。一般的なコーチングプログラムは一時的な実施に留まり、実務には生かされないことが多いのです。「60 Seconds」はこのギャップをなくし、営業担当者が日々の業務の合間にデジタル環境で練習できるようなシステムを構築しています。
営業担当者は自分の時間に合わせて練習でき、管理者はその結果をフィードバックすることができます。この相乗効果によって、スキルの定着を促進するのです。
「60 Seconds」の3つの支柱
「60 Seconds」が成り立っているのは、以下の3つの柱です:
1.
実践: 営業担当者が気軽にトレーニングを行える環境。
2.
コーチング: 管理者が特定の営業シナリオを簡単にカスタマイズし、具体的なフィードバックを可能にする。
3.
インサイト: 動画を振り返りながら、質の高い対話を評価できる機能。
これにより、担当者は自己の成長を数値と質の両面から把握し、持続的な改善に繋げています。
実績に裏打ちされた信頼
「60 Seconds」は、既にグローバルな製薬企業において広く導入され、高い顧客満足度を誇ります。MSDやGSK、ファイザーといった業界の巨頭がこのプラットフォームを利用し、実績を上げています。
会社情報
60 Seconds PTY LTDは2014年に設立され、オーストラリアを拠点に活動しています。現在、日本市場向けのカスタマーサポートも行っており、訪問やデモも受け付けています。
今後も「60 Seconds」が日本の医療業界に寄与することに期待が寄せられています。