保育現場を支えるAIの導入
福岡市に拠点を置く社会福祉法人ヒトトナリが、2025年12月から対話型音声AI SaaS「アイブリー」を導入することを発表しました。この取り組みは、保護者や地域の方々からの電話対応を効率化し、職員が子どもたちに注力できる時間を増やすことを目的としています。
導入の背景
保育園では、日中に多くの電話がかかることが業務の負担となっています。特に保育士は、電話応対のために子どもから目を離さざるを得ない状況が生じ、危険を伴う場合もあります。また、事務スタッフは限られた人員で多様な業務をこなす必要があり、営業電話などの不必要な対応が日常的なストレスとなっています。このような環境を改善し、保育の質を守るためには、電話受付体制の見直しが求められていました。
アイブリーの特長
「アイブリー」は、24時間365日稼働する対話型音声AIです。電話応対を自動化し、業務の効率化と顧客体験の向上を同時に実現します。このAIは通話内容を自動で文字起こしし、要約や分析を行うことで、頻繁に寄せられる質問に自動応答することが可能です。また、営業電話などの重要度が低い電話への自動応答も行い、職員が本来の業務に集中しやすくすることができます。
業務効率化の具体例
1.
一次受電をAIが担当:営業時間や所在地、園見学の問い合わせなど、一般的な質問に対してAIが一次応答を行うことで、保育士が業務を続けられる環境の整備が進みます。
2.
事務負担の軽減:営業電話など本来必要のない電話についてはAIが応じるため、事務スタッフが本来の業務に集中できるようになります。
3.
録音データの共有:対応が必要な電話については、録音データをスタッフ全員で共有することができ、情報の取りこぼしが減少します。これにより、対応品質が向上することが期待されます。
4.
サービス向上への寄与:受電状況や問い合わせ内容の分析を通じて、運営体制の最適化や問い合わせ導線の改善が可能となります。
未来への展望
ヒトトナリは常に「子どもたちの最善の利益」を最優先とし、ICTの活用を推進しています。アイブリーの導入は、保育の安全性向上と職員の業務負担軽減、さらには保護者へのサービス向上を実現する重要なステップです。今後も、子どもたちが安心して過ごせる環境の構築と、職員が働きやすい職場の整備を目指して、積極的な運営改善に取り組んで行く方針です。
法人概要
- - 名称: 社会福祉法人ヒトトナリ
- - 所在地: 福岡県福岡市中央区舞鶴3−3−19KM赤坂ビル302
- - 設立: 2011年
- - 代表者: 理事長 有松 徹
- - 事業内容: 保育所運営、児童発達支援事業、子育て支援事業 ほか
- - Web: hitotonari.or.jp
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社会福祉法人ヒトトナリ 本部