トライコーンが新ソリューション提供、与信チェックをAIで自動化

トライコーンが提供する新たな自動化ソリューション

法人向けのインサイドセールスの現場では、商談準備や与信チェックが重要なステップです。しかし、これまでのプロセスは手作業が多く、時間がかかるため、営業担当者は本来注力すべきコア業務に支障をきたしていました。
そこで、株式会社トライコーンはCRMプラットフォーム「クライゼル」と、サイボウズが提供する業務改善プラットフォーム「kintone」、さらにAIエージェントを連携させた新しいソリューションを発表しました。この連携により、企業情報の取得や与信チェックのプロセスが自動化され、業務の効率化が期待されます。

自動化に至る背景

トライコーンは、これまで多くの企業のCRM活動を支援し、様々なデジタルソリューションを展開してきました。
その中で、特にインサイドセールスにおいて新規取引前の情報収集がいかに重要であるかを理解し、多くの企業が依然として手作業に依存している現状を目の当たりにしました。そこで、業務効率を向上させるために、自動化ソリューションの導入を決定しました。

自動化ソリューションのフロー

新たに提供される自動化ソリューションは、具体的に以下のようなフローで動作します：
1. データ登録 －クライゼルで作成したWebフォームからお客様の情報が入力されます。
2. AIエージェントの起動 －データがkintoneアプリに登録されると、自動でAIエージェントが起動し、企業名をもとにインターネット上から必要な情報を収集します。
3. 企業情報の書き込み －収集した情報や与信チェックの結果は、自動的にkintoneの該当レコードに書き込まれます。
このプロセスにより、従来は1〜2営業日かかっていた与信チェックが短時間で完了するようになります。利用することで、営業担当者は時間を大幅に削減できるのです。