滋賀県発の新ブランド「イブキモノ」から誕生した美しいベンチとサイドテーブル

新しいものづくりブランド「イブキモノ」誕生

2024年、滋賀県米原市に新たに設立されたものづくりブランド「イブキモノ」が話題になっています。このブランドは、牛島隆敬建築設計事務所によって立ち上げられ、地域の職人や企業と連携しながら、独自の製品開発を行うことを目的としています。イブキモノは、伊吹山の美しさにちなんだ製品を提供し、地域のものづくり文化を改めて見直すきっかけを生み出します。

ブランドの背景

伊吹山がそびえる滋賀県米原市は、日本の北陸、関西、そして東海地方が交わる場所。この地域は、職人の技術が息づく上丹生木彫りの里をはじめ、数多くの企業の研究所や工場が存在し、ものづくりの可能性を秘めています。しかし、そうした情報はあまり人々には届いていないのが現状です。そのため、イブキモノは、地域の優れた技術を結集し、訪れる人々の心を惹きつける製品を作り出すべく動き出しました。

第一弾製品の登場

イブキモノの第一弾製品として、米原市の老舗建具・木工企業「有限会社笹木木工」とのコラボレーションによるベンチとサイドテーブルが販売されます。笹木木工は、100年以上の歴史を持ち、その技術は高く評価されています。新たに得られた組子細工の技術を活用し、伝統と現代が融合したデザインの製品が登場します。

KUMICOベンチ

KUMICOベンチは、以下の仕様で提供されます。

- サイズ: L1600 H426 D400
- 価格: 176,000円（税込）
- 素材: 国産ヒノキ
- 納期: 約2ヶ月（受注生産、サイズ相談可）

このベンチは、大阪万博の関西パビリオン滋賀県ブースに展示される予定です。麻の葉模様を使用した組子のデザインが特長で、釘を使用せずに組み立てられています。製品は、美しい外観だけでなく、優れた耐久性も備えています。

KUMICOサイドテーブル

サイドテーブルは和のスタイルを取り入れたデザインが特長で、以下のバリエーションがあります:
1. ハイサイドテーブル
- 和モダンモデル: 66,000円（税込）
- 和モデル: 88,000円（税込）
- サイズ: H864 D420

2. ローサイドテーブル
- 和モダンモデル: 55,000円（税込）
- 和モデル: 77,000円（税込）
- サイズ: H546 D440φ

どちらのテーブルも、住宅や飲食店、宿泊施設などさまざまなシーンで活用でき、使い勝手の良い高さの選択が可能です。