イルシルが新機能「OSフォント」をリリース
株式会社イルシルは、AIを活用したスライド自動生成サービス「イルシル」に新機能「OSフォント」を追加しました。この新機能により、ユーザーは自身のOS環境にインストールされているフォントを利用できるようになります。これまで採用していた標準フォントに加え、新しいフォントオプションが登場したことで、企業や個人ユーザーが求めるデザイン自由度が大きく向上しました。
機能の概要
今回のアップデートによって、スライド編集画面の「デザイン機能」内に「OSフォント」項目が新設されました。これにより、特に游ゴシックやヒラギノゴシックといった人気フォントを選択することが可能です。これまではシステム標準フォント以外の選択肢が限られていたため、ユーザーからは「ブランドに関するフォント指定が難しい」との声が多く寄せられていました。
新機能が実装されたことで、ユーザーはブランドトーンに合わせたフォントの選定が容易になり、資料デザインにおける表現力が飛躍的に向上することでしょう。
新たに対応したフォント
イルシルは今後もさらなるフォントへの対応を検討しており、利用頻度の高いOS標準フォント(メイリオ、Yu Gothic UIなど)への対応も進めていく予定です。
機能の使用方法
新機能の使い方は非常にシンプルです。スライド編集画面の右上にある「テーマ」ボタンをクリックし、続いて「デザイン設定」画面に移動します。そこで「フォント」タブを開き、「OSフォント」カテゴリからお好きなフォントを選べます。選択したフォントがOSにインストールされている場合、それが即座にスライドに反映される仕組みです。ただし、インストールされていない場合は、テーマ選択のみが反映され、スライドの表示には変化がありませんのでご注意ください。
注意点と開発背景
「OSフォント」を使用する際の注意点として、ユーザーの環境に依存するため、別の端末で同じ資料を開くとフォントが異なる可能性があります。そのため、チーム共有時には全メンバーのOS環境を確認することが大切です。
この新機能の開発には、多くのユーザーから「使用できるフォントが限られている」「特定のフォントが使えない」というフィードバックが寄せられた背景があります。特に企業資料においては、ブランドガイドラインに沿ったフォント指定が求められるため、リリースを心待ちにする声が多くありました。
イルシルの今後
イルシルは今後、企業ニーズに応じたフォント対応を進め、より多様なデザイン提案を実現していく予定です。AI技術を駆使したスライド生成は、すでに1,300社以上の上場企業に採用され、20万人を超えるユーザーが利用するサービスとなっています。これからも多くの企業や個人にとって、必要不可欠なツールとして進化していくことでしょう。
URL:
イルシル公式サイト
会社情報
株式会社イルシルは、東京都渋谷区に本社を構え、スライド自動生成に特化したサービスを展開しています。詳細な情報や問い合わせは公式サイトをご覧ください。