概要
海洋の重要性が叫ばれる中、私たちが自然環境に与える影響はますます大きくなっています。特に、海洋生態系が持つ"ブルーカーボン"の力に注目が集まっています。このブルーカーボンとは、海藻や海草といった海の植物が二酸化炭素を吸収し貯めこむ仕組みを指します。そんな貴重な生態系の学びを提供するのが、2025年7月12日に北海道・忍路で開催される「科学でひもとく!ブルーカーボン生態系のチカラ」のイベントです。
イベントの目的
「Tara JAMBIO ブルーカーボンプロジェクト」は、日本全国各地で進められている活動の一環として、ブルーカーボン生態系の調査とその重要性を広めることを目的としています。日本国内での開催は北海道が2回目となり、2024年の厚岸に引き続き、今回のイベントでは海洋教育を通じて多くの参加者にその意義を伝える予定です。過去に参加した方々からは「面白い生き物に出会えた」「様々な海藻の詳細を学べた」という嬉しい声が多く寄せられました。
忍路の魅力
今回のイベントが行われるのは、積丹半島の根元に位置する忍路(おしょろ)です。ここでは異なる海域の観察を通じて、それぞれの地域特有の生態系やその多様性を実感することができます。参加者は、海に関する知識を深めながら楽しめる体験を通して、地域ごとの違いを体感することができるでしょう。
イベント詳細
- - イベント名: 科学でひもとく!ブルーカーボン生態系のチカラ
- - 日時: 2025年7月12日(土)09:30〜12:00(受付開始 09:20)
- - 場所: 北海道大学 北方生物圏フィールド科学センター 水圏ステーション 忍路臨海実験所 (北海道小樽市忍路1-460)
- - 駐車場: 10台分有
- - 定員: 約20名
- - 対象: 小学3年生以上。中学生や大人の参加も歓迎!
- - 参加費: 無料
参加希望者は、以下のリンクから申し込みが可能です。定員に達し次第、受付を終了しますので、早めの申し込みをおすすめします。
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締切: 2025年7月9日(水)
タラオセアンジャパンについて
このイベントは、一般社団法人タラオセアンジャパンが主催しています。タラオセアン財団の日本支部として、海洋環境保護に特化した研究やプロジェクトを実施しています。最近では、マイクロプラスチックの調査研究から、持続可能な未来に向けたブルーカーボンの重要性を伝える活動へとシフトしています。詳細は公式ホームページやSNSで確認できます。無理のない範囲で参加し、ともに地球の未来を考えましょう。
まとめ
自然と向き合う新しい視点を提供する本イベントは、海藻や海草の生態系を理解し、持続可能性について考える貴重な機会となるでしょう。この夏、北海道忍路での学びの時間を通じて、次世代を担う皆さんの環境意識を育んでみてはいかがですか?