名古屋モザイク工業が新カタログを発行
名古屋モザイク工業株式会社は、国内外のタイルや石材、煉瓦を幅広く取り扱う総合メーカーです。この度、2025年9月に新カタログ『CREATIVE TILE BOOK 2025-2026』を発行することが決まりました。このカタログには、約500アイテムを収録した29シリーズが組まれており、その総ページ数は220ページに及びます。
新カタログのコンセプト
新カタログは、『起点』をテーマにしています。起点とは、すべての物事の始まりを表す言葉で、アイデアが芽生え、物語が進行し、新しい変化が生まれる場を意味します。小さな点からでも可能性が広がり、未来への道が開かれていくという考え方は、デザインの根本にも通じるものがあります。
タイル一枚がどれほどの影響を持つか、そしてそれがどのように空間を創造するか、名古屋モザイク工業はこの問いを大切にしています。そのため、単なる製品紹介だけでなく、タイルが持つ力や魅力を訴えかける内容に仕上げられています。カタログに掲載されたタイルが、どのようにしてその場の雰囲気を変え、感性を刺激するのかがストーリーとして展開されているのです。
豊富なラインナップ
新カタログには、以下のようなテーマセクションが設けられています。
デザインにおいて重要な要素である曲線の美を探求したセクションです。
昔のスタイルを現代風にアレンジした製品が紹介されています。
昔の魅力と現代の技術が融合したデザインが楽しめます。
永続的に愛されるデザインの要素に意識を向けた内容です。
- - マルチストーンデザインからのインスピレーション
様々な石を基にした独創的なデザインが特徴です。
特に目を引く製品として、「アンドレア・パッラーディオ」をテーマにしたタイルが挙げられます。彼はルネサンス期の名建築家であり、その建築哲学は今でも多くのデザイナーに影響を与えています。カタログでは、彼の作品がタイルデザインに及ぼした影響や、その美学がどのように現代に息づいているのかを詳しく解説しています。
パッラーディオの影響
パッラーディオ自身が重視した構成原理、すなわちシンメトリーや比例は、タイルのデザインにも反映されています。これにより、空間に独特の安定感や美しさが生まれるのです。彼の代表作であるヴィラ・ラ・ロトンダは、今でもその美しさで多くの人々を魅了しています。
カタログの入手方法
『CREATIVE TILE BOOK 2025-2026』は、名古屋モザイク工業のウェブサイトより請求が可能です。ぜひこの機会に、最新のタイルデザインを手に取ってみてください。タイル一枚一枚が、あなたの空間に新たな物語をもたらすかもしれません。
名古屋モザイク工業は、1955年に設立され、現在岐阜県多治見市に本社を構えています。タイル・れんが・ブロック工事業を行っており、国内外に多くの施工例を持ちます。ぜひこの機会に新カタログをお手元に取り寄せ、次のプロジェクトのインスピレーションを得てみてはいかがでしょうか?
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