企業の健康を支える福利厚生の最新動向を探るウェビナーの開催レポート

企業の健康を支える福利厚生の最新動向を探る

2025年12月4日、mederi株式会社が主催したウェビナー「従業員の健康を戦略的に支える福利厚生とは」が実施されました。このウェビナーでは、企業の人事、総務、健康経営、福利厚生に携わる担当者を対象に、健康経営の重要性や社会での最新トレンドについて詳しく共有されました。

本ウェビナーの概要

本イベントは、KOMPEITOおよびレバレジーズ株式会社の協力のもと、オンラインで開催されました。参加者は企業内で従業員の健康支援に関心を持つ方々で、合計1時間にわたるプログラムが組まれていました。ウェビナーの主要なアジェンダは以下の通りです。

1. 健康経営と福利厚生の最新トレンド解説
2. OFFICE DE YASAI の導入事例と効果紹介
3. mederi for biz の女性健康支援サービス紹介
4. クロストークセッション

登壇者には、レバレジーズ株式会社の中嶋氏、株式会社KOMPEITOの嘉本氏、mederi株式会社の坂梨氏が名を連ね、多彩な視点からの情報提供がなされました。

健康経営と福利厚生の重要性

レバレジーズの中嶋氏が提供した講演では、日本のヘルスケア政策の方向性や企業における健康経営の重要性が強調されました。特に、生産年齢人口が減少する中で国が推奨する健康管理の必要性が浮き彫りになり、企業が従業員の健康にどのように関わるかの重要性が語られました。従業員の健康状態が企業全体の生産性や離職率に直結することも明確にされ、企業側の取り組みが如何に重要かが示されました。

OFFICE DE YASAI の導入事例

続いて、嘉本氏による「OFFICE DE YASAI」の導入事例紹介では、実際に健康的な食事を提供することで企業にどのような変化がもたらされたかが説明されました。オフィスに設置された健康社食では、新鮮なサラダやフルーツが冷蔵ケースに並べられ、従業員は手軽に健康的な選択肢を持つことができる環境が整備されました。導入した企業からは、食事を通じたコミュニケーションの増加や、健康意識の向上が報告されており、実際に文化として根付いている様子が伺えました。

女性の健康支援サービスの紹介

ウェビナーの中で坂梨氏は、mederiが提供する法人向けオンライン診療サービスについて語り、特に女性の健康支援の重要性に触れました。産婦人科医によるオンライン診療が、企業にどのように役立っているか、またどのように従業員の健康が改善されたかの具体例が語られました。特に生理やPMSに関連した症状が職場でのパフォーマンスに及ぼす影響が強調され、オンライン診療によって相談しやすい環境を提供することが求められていると述べられました。

クロストークでの意見交換

後半では両社の担当者によるクロストークが行われ、職場環境の改善に向けた具体的な施策や考え方が議論されました。従業員の健康支援が職場のコミュニケーションや組織文化に与える影響について深堀りされ、制度としての活用がどのように日常的な文化へと根付いていくかに焦点が当てられました。

まとめ

ウェビナーを通じて、健康経営は企業における福利厚生の一部としての重要性が再確認され、今後の施策への示唆が得られました。企業が従業員の健康に対してどのように取り組むかが、生産性や従業員のエンゲージメントに直結することが改めて浮き彫りになりました。mederi株式会社では、引き続き多様な健康支援の取り組みを進めていく方針です。