サステナビリティの新たな一歩
2025-08-28 16:03:37

日本最大級のサステナビリティコミュニティが第2回SSBJ分科会を開催

日本最大級のサステナビリティコミュニティ「SLC」とは



日本国内の企業におけるサステナビリティを推進するためのリーダーたちが集う「Sustainability Leadership Community(SLC)」は、その名の通り意義深い活動を行っています。2025年6月の時点で、会員は795名、514社に及び、その多様性と専門性が強みです。今回は、そのSLCが主催で行う「第2回SSBJ分科会」に焦点を当てて、その内容と意義について詳しく紹介します。

SSBJ分科会の開催概要



「サステナをともに」をテーマに掲げるSLCの分科会は、サステナビリティ活動に特化した実務者向けの勉強会です。この度、2025年8月20日(水)に開催された第2回分科会は、主にSSBJ基準への対応力を向上させることを目的としています。SSBJ基準とは、企業が企業価値を向上させるための新たな指標であり、これを正しく理解し実行することが求められます。

参加者の声と活動の意義



分科会には、時価総額が5,000億円以上のプライム上場企業から、サステナビリティ部門やIR部門の実務担当者が集まりました。「有報開示までのスケジュール理解」と「要求されるマテリアリティ」に関する議論がメインテーマとして設定され、参加者同士の活発な意見交換が行われました。参加者からは、「自社の課題がより明確になった」、「実務上の課題解決に向けた手がかりを得た」といった感想が寄せられ、学びの場としての重要性が再確認されました。

さらに、分科会は単なる情報共有に留まらず、実際の業務に役立つ知識とネットワーク構築の場と位置付けられています。他の企業の先進事例を学び、自社に応用することで、サステナビリティ担当者がより一層活躍できる環境を提供しています。

より深まるサステナビリティの課題



近年、企業が直面する「サステナビリティ2026問題」という用語があるように、多くの企業がサステナビリティ関連の財務情報開示に対し、着手が遅れ、危機感が不足している状況が見受けられます。この問題を乗り越え、日本企業のグローバルでのプレゼンスを向上させるために、SLCでは新たに「日本をSX先進国へ」というプロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトは、経営層と実務担当者双方に対するイベントや支援施策を並行して展開し、より適切な情報開示と企業価値向上を目指します。

Booost株式会社の取り組み



SLCが運営される中、Booost株式会社はサステナビリティ関連の優れたリーダーシップを発揮しています。同社は、サステナビリティERP「booost Sustainability」を通じて、企業の財務情報の収集から分析までを自動化するプラットフォームを提供しています。このツールは、企業が抱える業務の効率化を実現し、環境・社会・ガバナンスなど多様な指標に基づいた情報の透明性を向上させるものです。

今後の展望



今後の活動として、SLCはより実務者のニーズに合った分科会やイベントを引き続き行い、参加企業に対してサステナビリティ推進を支援していく方針です。このような集まりを通じて、サステナビリティ経営の加速化と企業価値の向上、さらには日本企業の国際的な地位向上を実現させていくことでしょう。

SLCやBooost株式会社の取り組みは、私たちの未来に向けてどのような方向性を示しているのか、ぜひ注目していきたいと思います。


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会社情報

会社名
Booost株式会社
住所
東京都品川区大崎1-6-4 新大崎勧業ビルディング10F
電話番号

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