ルッキズム時代の採用について考える──EXIT・兼近大樹の提言
1月15日に放送されたニュース番組『ABEMA Prime』では、企業における“顔採用”の実態とその影響について、お笑いコンビEXITの兼近大樹とりんたろー。を中心に熱い議論が交わされました。番組は「顔採用って今もあるの!?ルッキズム時代に考える」というテーマで、見た目の印象がどのように採用に影響しているのかを考察しました。
見た目の影響とそのジレンマ
番組のMC、りんたろー。は見た目がもたらす印象について、「美しいか否かだけで判断しすぎなのでは」と疑問を投げかけました。彼は、「顔の印象には愛嬌や温かみ、逆に冷たさなど様々な要素がある」とも指摘し、社会が見た目を完全に無視することに対して違和感を覚えると述べました。こうした発言は、現代の就職活動におけるフェアな判断基準についての重要な示唆を与えています。
これに対し、相方の兼近は、「美しさだけではなく、能力や学歴が判断基準となる中で顔采用だけを否定するのはおかしい」と反論。つまり、採用基準に見た目が含まれることの是非について、より複合的で多様な視点が必要であると示唆しました。「自分も顔だけで判断するような企業には入りたくない」とも発言し、極端なルッキズムには批判的でした。
売上と見た目の関係
ゲスト出演したアレン様もこの議論に加わり、「実際に自分の担当業務では顔や外見で選んだことは一度もない」と明言。特に飲食や販売などの業種であっても、見た目が業績に直結することは少ないとの考えを示しました。「水商売や特定の職業では顔が重視されることもあるが、一般職においてわざわざ可愛い人が働いている会社を選ぶことはない」のだと強調しました。
さらにアレン様は、「整形を最近していないが、自分に満足している」と告白し、自信と外見の関係についても語りました。「幸せな自分を愛してくれるファンがたくさんいるから、今の自分に自信が持てる」と、自己肯定感を強調しました。こうした考え方は、見た目を重視する社会に対するカウンターにもなっているといえます。
多様性を持つ採用基準の提案
議論が深まる中で、アレン様は「採用担当者が男女問わず多様であれば、自分の好みに偏らない選考が可能になる」と提案しました。この意見に対してスタジオでは賛同の声が上がり、議論は盛り上がりました。このように、多様性を持った採用基準を設けることによって、より公平で効果的な人材選定ができるという意見が支持されているのは興味深い点です。
まとめ
『ABEMA Prime』での議論は、ルッキズム時代における採用の実態を明らかにし、見た目重視の文化に対する見方を一新する機会となりました。現代社会においては、多角的な視点での価値観が求められています。ぜひ、今後の採用においても顔や見た目だけでなく、能力や人間性が重視されることを願います。
放送の内容は『ABEMA』にて見逃し配信中です。興味のある方はぜひご覧ください。