誰もやりたがらない仕事、だからこそカッコいい
株式会社イオスが新たに提唱する『4Kプロジェクト』が、建設・解体業界の古いイメージを刷新し、業界への誇りを取り戻す取り組みを開始しました。このプロジェクトは、長年にわたり「きつい・汚い・危険」とされてきた建設業界の固定観念に対して、カッコいいを意味する“K”を加えた「4K」という新たな価値観へと変革しようとするものです。
なぜ今、4Kプロジェクトなのか
日本の建設業界は重要な社会インフラを支える一方で、深刻な担い手不足という問題に直面しています。国土交通省のデータによると、1997年には約685万人の建設業就業者が存在したものの、2025年には約477万人まで減少する見込みです。また、就業者の35%が55歳以上で、一方29歳以下はわずか12%という状況です。この背景には、長年続く業界のイメージが影響していると言えます。
多賀谷兵馬代表は、「誰もやりたがらない仕事だからこそ、社会にとって最も必要とされる、最高にカッコいい仕事である」との信念を持っており、このプロジェクトを通じて働く人たちが自身の職業に誇りを持てるような社会を目指しています。これを実現するために、4Kプロジェクトは活動を進めます。
4Kプロジェクトの活動内容
『4Kプロジェクト』は、以下の具体的な活動を通じて、建設・解体業の魅力を発信していく計画です。
- - 書籍『瓦礫の中から誇りが生まれた』の出版
- - 全国各地での講演やセミナーの開催
- - SNSを利用した現場の魅力を発信
- - オンラインコミュニティによる情報共有
- - 教育機関や企業との連携
- - 4Kの価値観に共感する個人や企業のネットワーク形成
これらの活動を通じて、2026年内に10,000人への普及を目指します。
多賀谷兵馬による著書
プロジェクトの一環として、多賀谷兵馬氏の初著書『瓦礫の中から誇りが生まれた』が2026年8月17日に出版されます。この書籍では、建設業や解体業だけでなく、労働者が自己の価値や役割を見つけ、生きがいを持つためのヒントが示されています。多賀谷氏は、「この本を通じて、自分が誰かの役に立っていると実感してほしい」と願っています。
新たな視点の必要性
私たちの社会は、建設や解体業があってこそ成り立っています。しかし、その実情が一般にはあまり知られておらず、若い世代はこの業界に魅力を感じることが難しいという現実があります。多賀谷氏は、「3Kの言葉を否定するのではなく、その言葉を誇りに変えたい」と語り、4Kプロジェクトを通じて新しい価値観を全国へ広めることに情熱を注いでいます。
まとめ
『4Kプロジェクト』は、単なるイメージチェンジにとどまらず、建設・解体業の必要性や人々の暮らしを支える重要な役割を再認識させる取り組みです。今後、このプロジェクトが全国へ広がることで、若い世代が建設業に対して抱く印象が変わり、多くの人々がこの業界での未来を描けるようになることを期待しています。私たちの選ぶ職業について考え直し、本業に誇りを持つことができる社会の実現を目指しましょう。