タカミヤ札幌オフィス、自然と調和する新たな働き方を追求
株式会社タカミヤは、その札幌オフィスで「BASE×CAMP」というコンセプトを持ち、快適で自然との調和を図った新たな働き方を実現しました。この取り組みが評価され、第37回日経ニューオフィス賞の「北海道ニューオフィス推進賞」を受賞しました。
自然との調和を図る新オフィス
札幌オフィスのリニューアルは、従業員のストレスを軽減し、より良い働きやすい環境を提供するための一環です。オフィス内にはグリーンや木材が効果的に配置され、社員が心身をリフレッシュできる空間が作られています。自然との調和を意識することで、快適な作業環境が実現されており、従業員の創造的思考を促進します。
建設業界の人材不足への意識改革
建設業界は「3K(危険・汚い・きつい)」というイメージが根強く、現在深刻な人材不足に直面しています。タカミヤでは、この状況を打開するために、ワーク・ライフ・バランスを重視し、従業員が仕事とプライベートを両立できる環境を整えています。「フレックス制度」や「育休・産休制度」、さらには最大4週間の休暇を取得できる「リフレッシュ休暇制度」など、多様な福利厚生を提供しています。
人本主義の経営哲学
タカミヤの経営理念には「愛」が根付いており、「人材が企業力の本質である」という考え方を掲げています。この理念は従業員のモチベーション向上にも大きく寄与し、全社員が高い向上心を持って働ける環境作りが進められています。タカミヤは、自社の取り組みを通じて建設業界全体の意識改善を目指しているのです。
日経ニューオフィス賞とは
「日経ニューオフィス賞」は、新しいオフィス環境の普及と促進を目的とし、創意工夫に富んだオフィスの取り組みを表彰します。この賞を受賞するためには、快適で機能的なオフィスの整備に加え、社員の感性を刺激し、創造性を高めるための具体策とその成果が求められます。
タカミヤの新たなビジネスモデル
タカミヤは、全国の拠点での働き方改革を推進し、新たなビジネスモデルにも対応しています。札幌オフィスは、「BASE CAMP」というコンセプトをもとに、社内の各エリアに特色を持たせることで、様々な対話や作業スタイルに対応しており、偶発的な出会いや対話を生む場となっています。
会社情報
タカミヤは、1969年に設立され、本社は大阪市にあります。仮設機材の開発・製造・販売を行っており、現在778名(連結では1,370名)の社員を抱えています。今後も先進的な働き方を追求し続けるタカミヤの取り組みから、目が離せません。
まとめ
タカミヤの取り組む新しいオフィス環境は、単に働きかける社員の快適さを追求するだけでなく、建設業界全体の意識改革をも意図しています。自然と調和したエコなオフィスづくりが、業界内でも評価を集めるこれからの働き方のモデルとなっていくことでしょう。