キヌガサでリアルタイム通信検証
2007-05-15 15:26:55

paperboy&co.とNTTスマートコネクト、SNS「キヌガサ」でリアルタイムコミュニケーション検証開始

paperboy&co.とNTTスマートコネクト、SNS「キヌガサ」でリアルタイムコミュニケーション検証開始



株式会社paperboy&co.が運営するSNS「キヌガサ」において、NTTスマートコネクト株式会社との共同で、リアルタイムコミュニケーションに関する検証が開始されました。この取り組みは、従来の非同期型のコミュニケーションに加え、リアルタイムでの情報共有や対話を可能にすることで、SNSの可能性をさらに広げることを目指しています。

検証内容



今回の検証では、NTTスマートコネクト社の提供するリアルタイムコミュニケーションツール「リアルタイム・コラボ」を「キヌガサ」に導入します。「リアルタイム・コラボ」は、高音質の音声チャット(最大8名まで)、テキストチャット、デジカメ画像共有といった機能を備えています。検証期間中は、「キヌガサ」ユーザーがこれらの機能を利用でき、その利用状況やユーザーからのフィードバックを分析することで、SNSにおけるリアルタイムコミュニケーションの実現可能性を探ります。

「キヌガサ」とリアルタイムコミュニケーション



「キヌガサ」は、パソコンだけでなく携帯電話からもアクセスできるSNSとして、すでに55,000人を超えるユーザーに利用されています。今回の検証によって、リアルタイムコミュニケーション機能が追加されることで、ユーザー間のインタラクションがより活発になり、新たなコミュニティ形成や情報拡散が期待されます。音声チャット機能は、会議などにも活用できるため、ビジネスシーンへの応用も視野に入れた検証となっています。

検証期間とキャンペーン



検証期間は2007年5月15日から8月31日までです。期間中に「リアルタイム・コラボ」に登録し、アンケートに回答したユーザー先着200名には、ヘッドセットがプレゼントされます。これは、多くのユーザーに高音質の音声チャットを体感してもらうための取り組みです。

今後の展開



paperboy&co.は、今回の検証結果を踏まえ、「キヌガサ」のみならず、同社が提供するオリジナルSNS構築サービス「Grouptube」への導入も検討しています。これは、リアルタイムコミュニケーション機能が、様々なSNSにおいて標準的な機能となる可能性を示唆しています。

リアルタイムコミュニケーションの可能性



従来のSNSは、テキストや画像の投稿、コメントといった非同期型のコミュニケーションが中心でした。しかし、リアルタイムコミュニケーションの導入により、より迅速でダイナミックな情報交換や意見交換が可能になります。これは、ユーザー間のつながりを強化し、コミュニティの活性化に大きく貢献すると考えられます。

今回の検証は、単なる機能追加にとどまらず、SNSの未来を形作る重要な一歩となる可能性を秘めています。今後の展開に注目が集まります。

会社概要



株式会社paperboy&co.

所在地:東京都渋谷区桜丘町26番1号セルリアンタワー
代表取締役社長:家入一真
資本金:7,445万円

GMOインターネット株式会社

所在地:東京都渋谷区桜丘町26番1号セルリアンタワー
代表取締役会長兼社長:熊谷正寿
資本金:71億4,829万円 (東証第一部 9449)

会社情報

会社名
GMOインターネットグループ
住所
東京都渋谷区桜丘町26-1セルリアンタワー
電話番号
03-5456-2555

トピックス(IT)

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