デジタルとリアルを繋ぐアートの宇宙へ
シンガポールに拠点を置くLEGENDARY HUMANITY(LHS)が、アート新時代を切り開くプロジェクト『MAGO MOON MUSEUM』を発表しました。このプロジェクトは、美術家・長坂真護氏と連携し、デジタルアートとリアルワールドアセットを融合したオンライン美術館を目指しています。先日、同ミュージアムのアクセスポイントとなるNFT『Milly and Friends』が、全2000体完売したとのことで、多くの支援者からの熱い支持を受けました。
MAGO MOON MUSEUMの魅力
『MAGO MOON MUSEUM』では、長坂氏の代表作である「月」シリーズを含む多数のアート作品が、オンチェーンで展示され、リアルタイムでその価値が証明されます。このデジタルミュージアムは、世界中の人々が自身のペースでアートを体験できる次世代型プラットフォームであり、特にNFT『Milly and Friends』を保有することで、限定展示や特別企画に参加できる特典が用意されています。
このプロジェクトは、Web3プロダクションApas Portが共同でプロデュースしているため、革新的な技術とアイデアが盛り込まれています。そのため、アートとテクノロジーが交差する新たな体験が可能となっています。
美術家・長坂真護の背景
長坂真護氏は、2017年に「世界最大級の電子機器の墓場」とされるガーナのスラム街で、捨てられた電子機器が人々の生計を支える現実に直面しました。そして、廃棄物を利用して作品を制作し、その売上を用いて現地にリサイクル工場を建設するなどの活動を展開しています。環境問題に取り組みながら、「サステナブル・キャピタリズム」の提唱者としても知られ、経済、文化、環境が循環する社会の実現を目指しています。
LHSの技術革新と未来
LHSは、超高精度3DスキャンとAIを用い、アートをデジタル資産として再定義しています。新たに予定されるマーケットプレイス「LHS MONDO」では、長坂氏の作品を通じたデジタルアートの販売を行う予定であり、これによりオンラインミュージアムとの連動したアート体験がさらに広がります。
また、LHSのエコシステムを支える$ViViトークンは、プロジェクトの運営に参加できる機会を提供するだけでなく、デジタルアートやファッションを通じた報酬が得られる仕組みも搭載されています。NFT『Milly and Friends』を活用したこのセクターは、今後ますます進化し、リアルとデジタルが交わる新たな文化資産の創造につながるでしょう。
代表者の思い
CEOの鈴木孝昌氏は、「MAGO MOON MUSEUMのアクセスパスNFTが完売したことに感謝します。このプロジェクトは、長坂氏の思想とLHSの“テクノロジーで文化資産を未来に継ぐ”というビジョンが融合した挑戦です」と述べ、今後の展望を語っています。アートとテクノロジーを繋ぎ、持続可能な社会を実現するための新しい試みが始まります。
より多くの人々がアートとテクノロジーの交差点に立ち、新たな体験を共有できる未来が待ち望まれています。