セカイカートが新たに提供するAI OCR機能
株式会社ジェーエムエーシステムズが運営するBtoB ECクラウドサービス「セカイカート」は、2026年4月よりAI OCR機能を搭載した「AI注文 OCR」の提供を開始することを発表しました。この新機能により、FAX注文書からのデータ転記を自動化し、受注業務の負担を大幅に軽減しようとしています。
背景
BtoB ECの導入が進む中、発注元の担当者が直接Web画面から注文を入力することが可能になり、受注業務も効率化が進んでいます。しかし、従来の商取引の慣習であるFAXを使用した注文書のやり取りは依然として残っています。このため、受領後の内容確認や社内システムへのデータ転記が手作業で行われており、業務が属人化しがちです。特に商品名に通称や略称が使われるケースでは、熟練したスキルが必要となり、業務の効率を妨げる大きな要因となります。
セカイカート「AI注文 OCR」の特長
「AI注文 OCR」は、先進的なAI画像認識技術を採用しています。この技術により、手書きや異なるフォーマットでも高い識字率が実現可能です。さらに、AIは自動的に商品マスタ情報と照合し、通称や略称を正式な商品名に変換します。
補正学習機能
本機能は学習能力を持ち、利用者が提供する情報を元に変換精度を向上させることができます。このため、特定の業務に特化したニーズにも柔軟に対応可能です。
自動データ取り込み
「AI注文 OCR」により読み取られたデータは、そのままECシステムに自動で取り込まれます。これにより、従来必要だった手作業からの解放が実現し、業務の省力化が図れるのです。
導入メリット
この新機能の導入によって、FAX注文書の手間を省くだけでなく、AIによる正式商品名の変換により、手動での補正作業が大幅に削減されます。データの自動取り込みにより、日常の受注業務が劇的に効率化されることでしょう。
今後の展望
今後、「AI注文 OCR」に続き、メールや電話での注文情報もECシステムに統合できるよう、新たな機能を追加する予定です。「セカイカート」はBtoB取引のスマートなデジタル化を目指し、働き方改革にも貢献していく所存です。
セカイカートとは
「セカイカート」は、企業間取引のデジタルトランスフォーメーションを推進するクラウド型BtoB ECサービスです。電話やFAX、メールなどで行われていた受発注業務を電子化し、業務の効率化や属人化の解消を図ります。そして、越境取引にも対応した豊富な機能が整備されており、国内外のビジネス拡大を実現可能にします。
セカイカートが選ばれる理由
- - 業務に最適化されたBtoB ECサイトを構築
- - 必要な機能を網羅したシステムを提供
- - 幅広い実績をもとにしたクラウド環境でのシステム構築
このような悩みを抱える企業様に
- - 受注業務や在庫管理に時間を取られている
- - 営業担当の業務負荷が高い
- - 国際取引を増やしたいが対応人材が不足している
このような企業様に「セカイカート」の導入をお勧めします。