市民参加型映画祭が目指すもの
明治大学商学部所康弘ゼミナールが主催する「第2回 Latin American and Caribbean Films for “Future”」が、2025年1月18日(土)に千代田区の駿河台キャンパスで開催されます。この映画祭は、地域の皆さんと共にSDGs(持続可能な開発目標)について学び、「国際平和都市千代田区宣言」の実現を目指すイベントです。
映画祭の意義と目的
本映画祭は、ラテンアメリカ及びカリブ地域に焦点を当て、これらの地域で制作された映画作品を上映することで、社会、文化、歴史に対する理解を深めることを目的としています。また、特に青年層に向けてSDGsの観点から地域の課題について考える機会を提供します。今年度は以下の3作品が上映予定です。
1.
『忘れ得ぬひと』(メキシコ、104分、2018年)
テーマ:住み続けられるまちづくり(SDGs目標11)
2.
『水が集う時 〜女性と平和、安全保障のストーリー〜(コロンビア、85分、2022年)
テーマ:ジェンダー平等(SDGs目標5)
3.
『少女の名の下に』(エクアドル、103分、2011年)
テーマ:ジェンダー平等(SDGs目標5)
これらの作品を通じて、観客はSDGsに関連する社会的な課題や、Globalな視点からの解決策を共に考えるきっかけを得ることができます。
開催情報
映画祭は明治大学のグローバルフロント1階グローバルホールで学生、留学生、千代田区民一般を対象に開催され、参加は無料で事前申し込みは必要ありません。ただし、各回の定員は170名で、先着順となります。
特に、当日の開場は10:00であり、11:00に挨拶スピーチが行われ、その後3本の映画が続いて上映されます。映画祭の詳しいスケジュールは以下の通りです:
- - 10:00 開場
- - 10:30-10:40 外務省中南米局幹部およびメキシコ大使館の挨拶
- - 10:40-12:25 上映『忘れ得ぬひと』
- - 12:25-13:00 休憩
- - 13:00-13:25 助成団体およびコロンビア大使館の挨拶、映画紹介
- - 13:25-15:05 上映『水が集う時~女性と平和、安全保障のストーリー~』
- - 15:05-15:25 エクアドル大使館の挨拶、映画紹介
- - 15:25-17:10 上映『少女の名の下に』
- - 17:10 閉会
主催及び後援団体
この映画祭は、明治大学商学部所康弘ゼミナールが主催し、外務省や駐日メキシコ、コロンビア、エクアドル大使館、千代田区などが後援しています。また、一般財団法人心豊かな社会をつくるための子ども教育財団より助成も受けています。
同時開催イベント
映画祭当日は、小学生を対象にしたワークショップ「海の向こうってどんな世界? みんなでめぐるラテンアメリカ多文化ツアー」も実施されます。このワークショップを通じて、ラテンアメリカの多様な文化に触れることができる機会です。
お子さまから大人まで、多くの方々のご来場を心よりお待ちしています。新たな理解や視点を得る良い機会となることでしょう。