手話タグラグビー教室
2024-05-14 10:00:13

親子で楽しむ新感覚スポーツ!手話タグラグビー教室とデフリンピックへの道

親子で楽しむ新感覚スポーツ!手話タグラグビー教室とデフリンピックへの道



東京都大田区で、新たなスポーツプログラム「親子手話タグラグビー教室」が開講します。特に注目すべき点は、2025年に日本で初開催される「東京2025デフリンピック」に向けて、障がいの有無や年齢を問わず、誰もが楽しめる環境を提供することです。このプログラムは、地域の子どもたちに運動の機会を提供することを目的としており、特に体を動かす機会が減少している現代社会において、貴重な場となっています。

このプロジェクトは、柴谷晋氏によって発案されました。柴谷氏は、元デフラグビー日本代表で、これまでもラグビーの普及活動に力を注いできた実績があります。プログラムは、2023年度より「スミセイ コミュニティスポーツ推進助成プログラム」の一環として認定されています。正式な事業名は「インクルーシブスポーツ教室。手話とタグラグビーを楽しみながら交流しよう!」です。

無料体験会の実施



無料体験会は、2024年5月25日(土)に大田区立雪谷小学校の体育館にて開催されます。時間は18時15分から19時30分までで、対象は小学1年生から中学3年生までの親子です。興味のある方は、公式サイトまたはQRコードから申し込みが可能です。

  • - 開催日: 2024年5月25日(土)
  • - 場所: 大田区立雪谷小学校 体育館
  • - 対象: 小学1年生~中学3年生までの親子(幼児の参加は応相談)

レッスン概要



無料体験会の後、6月から本レッスンがスタートします。レッスンは毎月1回、土曜日の夕方に開催され、「手話パート」と「ゲームパート」の2部構成です。手話パートでは、専門の手話講師が新しい単語やフレーズを教えます。さらに、「手話歌」を交えながら楽しく学んでいきます。

手話講師の紹介



手話講師には、国内外で通訳や講師として活躍する袖山由美さんが名を連ねています。彼女は、ろう者や聴者を問わず、広い層にファンを持ち、メディア出演も数多く行っています。

コーチング内容



レッスンの後半、ゲームパートでは柴谷氏がコーチを務め、習得した手話を用いた運動や、最後にはタグラグビーのミニゲームを行います。このプロセスを通じて、手話を実践的に使うことができ、子どもたちの自信も高まります。

なぜ「スポーツ×手話」が有効か



柴谷氏は、運動を通じて手話を学ぶことの重要性に気づいたのは大学時代の経験からです。この教室に参加することで、平たく言えば、難しさを伴う手話学習を楽しく実践できる機会を提供できるのです。手や表情を使ったコミュニケーションは、言語習得の新たな手法を示唆しています。

デフリンピックについて



デフリンピックは、耳の聞こえないアスリートのための国際的なスポーツ大会です。オリンピックと同じように4年ごとに開催されるこのイベントは、日本にとっても重要な意味を持つものとなります。2025年には日本で100周年を迎えるデフリンピックが開催されるため、今回の取り組みが大きな意義を持つことは間違いありません。

特に、東京、福島、静岡といった地域が会場として使われ、国内外から訪れるアスリートや観客と交流できるチャンスです。新たなスポーツに挑戦することで、多くの子どもたちが手話やラグビーを通じて成長できる環境を提供していきたいと考えています。

まとめ



「親子手話タグラグビー教室」では、手話を学ぶ楽しさを感じながら、地域の子どもたちが運動を通してコミュニケーションを深めることができます。この画期的なプログラムは、ただのスポーツ活動に留まらず、社会におけるインクルーシブな環境作りにも貢献しています。手話とタグラグビー、両方の楽しさを体験しながら、子どもたちが健やかに成長することを願っています。

会社情報

会社名
合同会社R
住所
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。