伊丹市における財務会計システムの新たな一歩
2023年、ジャパンシステム株式会社は兵庫県伊丹市から「FAST財務会計」システム導入及び電子決裁機能の構築を受注し、早速開発を始めています。このプロジェクトは2026年4月の本格運用を予定しており、これによって伊丹市は15団体目の導入実績を誇ることになります。
背景と当社の提案
伊丹市では、これまで使用していた財務会計システムが導入から10年以上経過し、業務の効率化および決裁業務の電子化が急務とされていました。紙の書類で行われていた決裁業務を電子化し、スムーズな運用を実現するためにプロポーザル方式で導入業者が選定されました。
ジャパンシステムは、標準機能を最大限に活用した「FAST財務会計」に電子決裁機能を追加したシステムをご提案しました。このシステムにより、申請から決裁までの流れが一貫して処理され、業務の迅速化が期待されています。さらに、既存のグループウェアと連携を図ることで、職員ポータルには電子決裁の状況が表示され、決裁画面へスムーズにアクセスできるようになります。
この提案は具体的な運用イメージを明示し、さらには標準機能の充実が高く評価され、今回の受注に至ったと言います。また、将来的には電子請求システムの導入も予定されており、「FAST財務会計」は多様な電子請求サービスとの連携が可能である点も大きな強みとされています。
FAST財務会計の魅力
「FAST財務会計」は自治体の行財政運営のPDCAサイクルを強化し、ペーパーレス化、電子決裁、データの可視化や分析に対応しています。地方公共団体の財務会計業務を支えてきたこのソリューションは、全国で270団体以上の実績があります。その中で東京都の特別区においても、13団体(構築中のものを含む)が導入しています。
これからのジャパンシステム
ジャパンシステムは、業務アプリケーションやソフトウェアの開発、さらにはインフラ導入や構築のサービスを手がけており、確実な技術力と実績で信頼を得てきました。伊丹市のプロジェクトは、これからの地方自治体におけるデジタル化の象徴とも言えるでしょう。市民にとっても、よりスムーズで効率的な行政サービスへと繋がることが期待されています。
詳細については、
ジャパンシステムの公式サイトをご覧ください。