アイスクリーム革命
2025-08-01 11:27:51

フードロス削減を目指すアイスクリームブランド「n!ce cream」が挑む新たな挑戦

フードロスに立ち向かう「n!ce cream」の挑戦



2023年7月21日、創造的な発想でフードロスに挑むアイスクリームブランド「n!ce cream(ナイスクリーム)」が、クラウドファンディングを開始しました。このプロジェクトは、農産物の廃棄を減少させることを目的とし、300%の達成を果たした後、更なる高みを目指しています。

クラウドファンディング開始の背景


日本では、毎年多くの農産物が、見た目の問題やサイズの不適合などの理由で廃棄されます。2023年度の農林水産省のデータによると、出荷されることのない野菜は約200万トンに上ります。これは、大切な食材が無駄にされる現実を示しています。

「n!ce cream」は、こうした「もったいない」とされる食材をアイスクリームという形で再活用し、より良い未来へと繋げることを目指しています。この理念のもと、現在までに30軒以上の農家と協力し、30種以上のフレーバーを展開しています。

過去の実績とサービス


「n!ce cream」は、規格外とされる農産物を使用し、累計3,000個以上のアイスを製造・販売してきました。これにより、約800kgの農産物がアップサイクルされ、これまで約3,000個以上のアイスクリームが消費者の元に届けられました。

しかし、需要の急増に伴い、製造施設のキャパシティが限界に達し、新たな設備が必要とされている状況です。このため、今回のクラウドファンディングを通じて、製造体制の強化と冷凍保管の拡充に向けた資金調達を行っているのです。

クラウドファンディングの進展と目標


プロジェクトは開始から24時間以内に目標金額の300%を達成しました。残り30日間の支援を受け付けており、最終目標は1,000%達成。資金の用途は、委託工場での製造費用や冷凍保管設備の整備、さらには新規フレーバーの開発などです。

このプロジェクトの魅力は、ただの製品ではなく、その生産背景に寄せられる共感にあります。見た目や味だけでなく、農家との強い繋がりやそのストーリーがSNSを通じて広がり、より多くの人々を魅了しています。

「n!ce cream」の未来とビジョン


「n!ce cream」は、社外のアイス工房で新鮮な乳製品を利用し、規格外の野菜や果物を使用したアイスクリームを生産しています。国産の農産物を使用することで、地域経済に貢献しつつ、持続可能な事業を推進しています。

このブランドは、単なるアイスクリームメーカーではありません。フードロスを減らし、同時に美味しさを追求するという二つの目標を持つ企業なのです。今後も新たなフレーバーの開発や製造体制の拡張に向けてチャレンジし続ける「n!ce cream」の活動には大いに注目です。

まとめ


廃棄農産物を救うために生まれた「n!ce cream」は、今後の成長が期待されます。クラウドファンディングによる挑戦は、その重要性を示し、持続可能な事業モデルの成功につながることが期待されています。後日、さらに多くの人々にこのブランドの素晴らしさが伝わることを願っています。


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会社情報

会社名
n!ce cream
住所
神奈川県小田原市米神247-3
電話番号
080-8432-8782

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