個人投資家の投資姿勢を調査
三井物産デジタル・アセットマネジメント株式会社は、最近の株式市場や為替の急変動を背景に、個人投資家の投資姿勢を把握するためのアンケートを実施しました。この調査結果は、2024年8月6日から7日にかけて行われ、1,343名の個人投資家が回答しました。
調査の背景
同社が提供する「ALTERNA」は、都心の大型不動産や物流施設、発電所など、安定した収入が期待できる資産へ手軽に投資できるサービスです。最近の市場の変動に対する投資家の反応を探るため、オルタナの公式LINE登録者に調査を行いました。
主要な調査結果
1.
短期的市場見通し: 調査の結果、24.1%の投資家が株式市場の混乱は1ヶ月以内に収束すると見込んでいますが、同時に5人に1人が市場の不透明感を感じていることが分かりました。
2.
日経平均株価予測: 2024年末時点の日経平均株価については、4割以上が3万5,000〜4万円未満に収まると予想しています。
3.
運用方針の変化: 今後の運用方針については、「変更しない」が4割を超え、長期的な視点で資産運用に取り組む姿勢がうかがえます。また、運用規模を増やすことを予定している方も3割以上に上っています。
4.
増加が見込まれる資産: 増やす見込みの資産は、上場株式と投資信託がともに5割以上を占め、デジタル証券も3位に位置しています。
5.
減少が見込まれる資産: 減らす予定の資産は、75%が上場株式を挙げており、市場の影響を受けやすい資産からのシフトが明白です。
6.
資産配分の見直し: 資産配分の見直しを予定している投資家の約半数が上場株式の比率を減少させると回答し、逆に国債・社債やデジタル証券が重要な資産に浮上しています。
調査の詳細
この調査は、地域・世代を問わず、広範囲な世代層(20代から70代)の個人投資家を対象に行われました。小数点以下のデータは四捨五入されています。
結論
個人投資家たちは、短期的な市場の不安を感じつつも、長期的な資産運用の継続を選んでいる傾向があります。今後も市場の動向を注視しながら、安定した資産形成を追及していく姿勢が見受けられます。
イベントのお知らせ
オルタナでは、安定資産を構築する方法や市場動向に関するセミナーを開催します。特に投資を始めたばかりの方には、ぜひご参加いただきたい内容となっています。
詳細情報や申し込み方法は、オルタナの公式ウェブサイトを詳しくご覧ください。