次世代3Dプリンター展に出展する新製品情報
日本3Dプリンター株式会社は、2025年7月9日から11日の3日間、幕張メッセで開催される「第8回次世代3Dプリンター展」に出展することを発表しました。今回の展示会では、最新鋭の小型SLS 3Dプリンター「RMS220」をはじめとする、さまざまな新製品が日本初公開されます。
1. 出展する新製品
1.1 RMS220(Raise3D)
RMS220は、小型ながらも220×220×350 mmのビルドエリアを持つ強力なSLS方式3Dプリンターです。取り外し可能なビルドユニットを搭載し、効率的な連続生産を実現しています。高いスループットとコストパフォーマンスを誇るこのモデルは、特に業務用に最適です。3月のTCT Asiaや4月のRapid+TCTで注目を集めた製品であり、今回の展示会でその詳細が明らかになります。
1.2 DF2+(Raise3D)
次に紹介するのはDF2+という光造形DLP方式の3Dプリンターです。高速な造形を実現するために、搭載するDLP光源がアップグレードされ、ユーザビリティも向上しました。大型のタッチパネルやMagicLayout機能、RFIDによるスムーズなワークフローはそのままで、より生産性に特化した設計となっています。
1.3 Pro3 HSシリーズ(Raise3D)
Raise3Dの代表的存在であるProシリーズの最新機種、Pro3 HSも展示されます。このモデルは新たにHyper Core PPA-CF/GFフィラメントやPEIビルドプレートに対応し、さまざまな業種での利用が見込まれます。業務用の高速FFF方式3Dプリンターとして、これまで以上に広いアプリケーションに対応可能です。
1.4 Freeformer 750-3X(Arburg)
次はArburgのAPF方式3Dプリンター、Freeformer 750-3Xです。このプリンターは射出成形技術を活用し、広範な樹脂選択肢を提供。複数の素材を使っての造形が可能なため、多機能なアプリケーションに適しています。
1.5 FX10(Markforged)
FX10は、高強度と精度を兼ね備えた部品を安定的に提供するために開発された3Dプリンターです。モジュラーアーキテクチャを採用しており、フィラメントによる金属造形プロセスにも対応します。
1.6 OptimScan Q12(SHINING3D)
最新鋭の固定式3Dスキャナー、OptimScan Q12も展示されます。このスキャナーは高いスキャン精度と高速なデータ取得を実現し、品質管理やリバースエンジニアリングに貢献します。
1.7 FreeScan Trak Nova(SHINING3D)
また、FreeScan Trak Novaというオールインワンの3Dスキャンシステムも登場します。このシステムは複数のスキャンモードを搭載しており、リアルタイムのトラッキングが可能なのが特徴です。
2. 展示会の詳細
- - 開催日時: 2025年7月9日(水)~11日(金)
- - 会場: 幕張メッセ
- - ブース番号: 7ホール43-16
- - 来場登録: 無料事前登録が必要です。
登録はこちらのリンクから可能です。
この展示会は、日本3Dプリンター株式会社が提供する最新の技術に触れられる貴重な機会です。業界の進展や新しい技術の導入を体感したい方々にはぜひともお越しいただきたいです。会場で皆様とお会いできることを楽しみにしております!
【日本3Dプリンター株式会社について】
日本3Dプリンター株式会社は、東京都中央区に本社を置き、3Dデジタルソリューションを企業や教育機関に提供しています。2013年に設立され、代表取締役は北川士博氏です。詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。
公式ウェブサイト