視野障害を考慮した運転支援技術の進化に迫るウェビナー開催
2022年1月11日、視野障害と運転支援システムに焦点を当てたウェビナーが開催されます。これは、自動運転技術における最新の研究や開発について、専門家たちが集まり議論する貴重な機会です。このウェビナーは「視野障害と運転支援システム - 技術の現在地と未来」と題され、名古屋大学と本田技術研究所の専門家が登壇します。
ウェビナーの概要
このウェビナーでは、以下のような内容が用意されています。参加者は、オンラインで参加でき、無料で視聴が可能です。
- - 日時: 2022年1月11日(火)15:00~16:30
- - 開催方法: オンライン(事前登録必要)
- - 基調講演: 名古屋大学の青木氏と本田技術研究所の杉本氏がそれぞれの専門知識を生かし、視野障害に対する運転支援システムの技術的なアプローチについて話します。
登壇者とその専門性
青木 宏文 氏
名古屋大学未来社会創造機構の特任教授で、モビリティ社会研究におけるエキスパートです。彼は視野障害を持つドライバーの視認行動のモデル化や、運転支援システムの事故低減効果について詳しく講演します。
杉本 洋一 氏
本田技術研究所で先進運転支援技術の開発に従事するエンジニアで、CMBSなどの技術を実現してきた経験から最新の技術について解説します。彼の視点は、今後の運転支援システムの方向性を示すものになるでしょう。
小出 直史 氏
大阪大学の特任准教授で、社会的な観点から技術の受け入れについて議論を深めます。視野障害と運転支援の融合には、技術だけでなく社会的な理解も不可欠です。
このように、多様なバックグラウンドを持つ専門家たちが一堂に会し、運転支援技術についての討議を繰り広げます。
パネルディスカッション
セミナーの重要な部分は、パネルディスカッションです。参加者からの質問に専門家たちが直接回答し、視聴者とのインタラクションが生まれます。この形の議論を通じて、視野障害を持つ方々が、どのようにして運転することができるか、その技術的な支援がどのように行われるべきかが深く探求されます。
参加方法
参加を希望する方は、事前登録が必要です。登録を行うと、視聴用のURLがメールで送信されます。興味のある方は、この機会にぜひ参加してみてはいかがでしょうか? お申込みの締切は1月11日正午です。
ウェビナーの登録ページはこちら
このウェビナーは、内閣府の戦略的イノベーション創造プログラムに基づくものであり、自動運転技術の研究が進む中で、視野障害者の運転支援における技術の発展を考える重要なイベントになります。自動運転社会に向けて、技術の進展はもちろん、社会的な理解やサポートも一緒に進んでいくことが求められています。参加者一人ひとりが学び、意見を共有することで、未来のモビリティ社会に向けた一歩が踏み出されることを期待しています。