にんげんフェスティバル2022
2022-11-25 14:50:01
大牟田市で開催「にんげんフェスティバル2022」新たな未来を探る
大牟田市で新しい未来を探る「にんげんフェスティバル2022」
福岡県大牟田市で2022年12月2日から4日にかけて開催される「にんげんフェスティバル2022」に注目が集まっています。このフェスティバルは、「IdentitieS 〜わたしの行方」というテーマのもと、人間とテクノロジー、そして自然環境との新たな関係を構築することを目指しています。
フェスティバルの背景と意義
大牟田市はかつて三池炭鉱の隆盛により急成長した地域です。しかし、エネルギー革命の到来とともに炭鉱が閉山し、人口は最盛期の半分以下に減少、高齢化も進んでいます。高齢化率は全国的にも早いペースで進んでおり、その中でこのフェスティバルは地域の課題を考える重要な機会を提供します。
アイデンティティに向き合うプロジェクト
「にんげんフェスティバル2022」では、これまで大牟田市で取り組んできた福祉や住まい、テクノロジーの活用に関連する数々のプロジェクトを通じて、「アイデンティティ」というテーマに焦点を当てています。参加者は大人も子どもも同じ時代を生きる存在として、役割を脇に置いて自由に語り合うことが期待されています。
イベント内容
フェスティバルの中核を成すのは、有識者や実践者との対話イベントです。各分野で先進的な取り組みをしているゲストが参加し、それぞれユニークな問いを生み出し、示唆に満ちた議論を展開します。参加者は、最新のテクノロジーの体験や、様々なクリエイティブな企画を通じて新たな視点を持つことができるでしょう。
参加するゲストたち
イベントには多彩なゲストが登場します。東京大学やNTTコミュニケーション科学基礎研究所、姫路獨協大学などの専門家が参加し、介護、社会包摂、コミュニケーションに関する独自の見解を提供します。また、VR旅行や触覚に関する技術を用いた新しい体験も楽しむことができます。
カジュアルな交流の場
「にんげんフェスティバル2022」は、ただのセミナーや講演にとどまらず、訪れる人たちが日常を忘れ、自由に交流できる場を提供します。特に注目されるのは、”問い”と”対話”をテーマにした「湯リイカ」という企画です。ここでは、各分野のゲストと共に深い対話が行われ、参加者の視点を広げるきっかけとなります。
フードマーケットとテクノロジー体験
また、大牟田駅前ではフードマーケットも開催され、地元の美味しい料理やドリンクを楽しむことができます。さらに、VRや最新のテクノロジーを体験できるコーナーも設けられており、子どもからシニアまで幅広い世代が楽しむことができる内容になっています。
まとめ
「にんげんフェスティバル2022」は、現代の複雑な課題に対して新たな視点を見出し、対話を重ねることで未来を考える契機となるイベントです。大牟田市という地域の特性を生かしたこのフェスティバルは、参加者にとって意義深い体験となることでしょう。
会社情報
- 会社名
-
一般社団法人大牟田未来共創センター
- 住所
- 福岡県大牟田市不知火町1-4-2
- 電話番号
-
0944-55-7055