AED緊急時対応計画:あなたの手で命を救う
公益財団法人日本AED財団が新たに発表した「緊急時対応計画(Emergency Action Plan: EAP)」のリーフレットは、オフィスや公共施設での急病人発生時に迅速に対応するための重要なガイドです。このリーフレットは特に、心臓が突然停止した際の具体的な対応方法に焦点を当てています。
日本における心臓突然死の現状
日本では毎年約9.1万人が心臓の問題で突然心停止に至っています。これは、1日に約250人、6分に1人という恐ろしい数字です。こうした急な状況に直面した際、迅速な心肺蘇生とAEDによる電気ショックが救命につながることは、医療現場でも広く知られています。実際、119番通報から救急車が到着する平均時間は10分で、電気ショックが1分遅れるごとに救命率は約10%ずつ低下します。
緊急時対応計画(EAP)とは
本リーフレットは全4ページで構成されており、様々な状況に対応可能な「仕組みづくり」を提案しています。具体的には、AEDの設置の推奨、緊急時の体制の整備、対応フローの明確化、そして救命処置に関わった方々のメンタルケアの重要性を示しています。さらに、実際に組織で活用できるように、チェックリストや必要情報の記入欄も設けています。
昨今、企業や団体でのCP(Contingency Plan)やBCP(Business Continuity Management)の必要性が増す中、EAPを策定することは極めて有意義です。このリーフレットを使用して、自組織の AED活用体制を整えていただきたいと思います。
AEDの重要性
AED(自動体外式除細動器)は、心室細動に陥った患者が急速に救命されるための器械で、その利用は非常に重要です。しかし、設置されているAEDを「使える」体制にすることがより重要なのです。日本AED財団のリーフレットを活用することで、AEDを目的に応じて円滑に利用していくことができます。
日本AED財団について
日本AED財団は、心臓突然死から一人でも多くの市民を救うことを目指し、AEDの普及や啓発活動を行っています。私たちの活動は、安全で安心な社会の実現に寄与するものです。大小さまざまな組織がこのリーフレットを参考に、各現場でのAEDの利用促進に努めていただくことを期待しています。
本リーフレットは、公式ウェブサイトからダウンロード可能です。ぜひアクセスして、AEDを「使える」体制の構築に役立ててください。