品川CCブルザイズ、横浜カントリー&アスレティッククラブと定期グラウンド利用契約締結!
日本社会人アメリカンフットボールX1Areaリーグに所属する品川CCブルザイズは、国内で最も歴史あるスポーツクラブである横浜カントリー&アスレティッククラブ(YC&AC)と定期的なグラウンド利用に関する合意に達しました。
この提携により、ブルザイズはX1Superへの昇格を目指すと共に、40か国以上の国籍から構成されるYC&ACの会員の皆様への貢献と、国際交流を推進していきます。
2020年のコロナ禍で練習場所確保に苦戦
1993年に創部したブルザイズは、2000年初頭より、JR品川駅港南口の公共施設のグラウンドを練習場所としてきました。しかしながら、2020年のコロナ禍の影響で、同グラウンドの定期利用が困難となり、現在は各地の公共・民間のグラウンドを転々としています。
交流のきっかけは昨年開催されたフラッグフットボール教室
そんな中、昨年ブルザイズがYC&ACのグラウンドを利用したことがきっかけで、両者の交流が一気に進展しました。ブルザイズが長年蓄積してきたノウハウを活かし、YC&ACの会員のご家族向けのフラッグフットボール教室や練習見学イベントなどを開催することで、YC&ACが目指す地域活性化・国際交流活動に貢献できる手応えを感じたのです。
2024年7月、YC&ACグラウンド改修後に定期利用開始
昨年秋に開催されたフラッグフットボール教室は好評で、参加者からは「子供たちがとても楽しそうでよかった」「大人も一緒に楽しめるイベントでよかった」といった声が寄せられました。
そして、2024年7月のYC&ACのグラウンド改修後、ブルザイズが定期的に同グラウンド、およびミーティングルーム、各施設等を利用することに双方合意しました。
両クラブの代表者コメント
YC&AC 理事長 笹間 知志
「弊クラブの定期利用により、品川ブルザイズの練習環境の向上、チームの強化に繋がってほしいと願っており、X1Super への道を駆け登っていくのを応援して参ります。地域に根付くブルザイズと連携を取れる事は大変嬉しく、練習会場の提供だけではなく様々なイベントを通じて交流をしフットボールの普及にも携わる機会になる事、楽しみにしております。」
品川CC ブルザイズ GM 岸原 直人
「国内で最も歴史のあるスポーツクラブであるYC&ACの施設を定期利用できることにより、練習環境が大きく改善する事を嬉しく思います。これにより、目標であるX1Super昇格の実現を加速します。
また、YC&ACでのフラッグフットボールイベント等を定期的に実施し、会員の方々との交流を通じて、地域活性化・国際交流に貢献します。」
品川CC ブルザイズについて
1993年創部。1997年度からNFLのグリーンベイ・パッカーズの市民株主(オーナー)制度を応用した複数オーナー制度を導入しています。2022年度に品川カルチャークラブに合流し、「グレーター品川のヒーロー」をスローガンに、地域総合スポーツクラブとして活動するとともに、X1Super昇格を目指しています。
YC&AC(公益社団法人横浜カントリー・アンド・アスレティッククラブ)について
1868年(明治元年)にスコットランドの貿易商J・P・モリソンを中心に「Yokohama Cricket Club」創設。1884年Baseball Club, Rugby Club, Athletic Club と統合し、「Yokohama Cricket & Athletic Club (YC&AC)」に名称を変更しました。YC&ACの名称は今年で140周年を迎えます。
野球、ラグビーなどの国内普及に貢献し、88年(明治21年)にKR&AC(神戸レガッタ&アスレチック倶楽部)と日本最古のサッカー対抗戦を実施しました。1912年の法人登記の際に現在の「Yokohama Country & Athletic Club」に名称変更。また、1934年(昭和9年)にはYC&ACの在日米人と東京学生連盟選抜軍が国内で最初のアメリカンフットボール公式戦を行っています。
世界最古のサッカークラブで構成する「クラブ・オブ・パイオニアーズ」にも認定されています。YC&ACは、2.3ヘクタール以上の敷地を持ち、約650人の会員が40カ国以上にわたっています。公益社団法人として活動しています。
今後の展望
今回の提携は、ブルザイズが練習環境を向上させ、X1Super昇格を目指すための重要な一歩となります。また、YC&ACとの連携を通じて、地域活性化や国際交流にも貢献していくことを目指しています。今後、両クラブのさらなる発展に期待しましょう。