東京都の健康促進を目指すベスプラが新たなプログラム開始

株式会社ベスプラが新たな一歩を踏み出す

株式会社ベスプラ（東京都渋谷区、代表取締役社長：遠山陽介）は、東京都の官民連携プログラム『TOKYO UPGRADE SQUARE』のスタートアップメンバーに選出されました。このプログラムは、東京全体の行政機関が持つ課題を顕在化させ、それを解決するスタートアップとの連携を深めるための支援拠点として機能しています。

TOKYO UPGRADE SQUAREとは

『TOKYO UPGRADE SQUARE』は、東京都の持つさまざまな課題の解決に向けて、スタートアップを支援するための場所です。各行政機関が常に自らの課題を発信し、それらの問題に取り組むスタートアップとの相互作用を促進することで、持続可能な社会の実現を目指しています。詳細は公式サイトをご確認ください。

【スタートアップメンバープラス】の意義

特に『スタートアップメンバープラス』という区分に選ばれることで、約2年間にわたり、行政と連携した具体的な成果を上げるための集中的な支援を受けます。これにより、新たなビジネスモデルやサービスの創出が期待されます。

ベスプラの具体的な取り組み

ベスプラは、東京都の自治体との協力のもと、健康分野に特化した官民連携を推進していきます。自社開発の『脳にいいアプリ』と健康ポイントサービスを活用し、自治体の健康施策や介護予防のための提案を行う予定です。

脳にいいアプリ：健康を維持するために

このアプリは、スウェーデンのカロリンスカ研究所の研究に基づいて開発され、運動、脳トレ、食事の複合的な活動を管理できる完全無料の健康アプリです。研究により、食事や運動、認知トレーニングなどの指導が、軽度の認知機能障害の進行抑制に有効であることが確認されています。

アプリは2017年にローンチされて以来、東京都や地方自治体、内閣府のImPACTプロジェクトなどで数多くの受賞歴を持ち、評価されています。

自治体向けサービスの概要

「脳にいいアプリ×健康ポイントサービス」という新しいサービスも展開中です。このサービスでは、自治体が健康促進や地域経済の活性化を図るため、脳にいいアプリを通じて健康活動を行う市民に対してポイントが付与されます。

社会参加やボランティア活動に参加することで得られる健康ポイントは『PayPayポイント』に変換でき、市民の健康を支援しつつ地域経済の活性化にも寄与しています。

このサービスはすでに全国20以上の自治体に導入されており、各自治体における健康ポイントや介護予防ポイントのデジタル化に貢献しています。