GIPとAsia Business Creationが資本業務提携を締結
GIP株式会社は、シンガポールを拠点とするM&Aコンサルティング会社、Asia Business Creation(以下、ABC)と資本業務提携を結びました。これにより、アジア市場におけるM&A支援の体制が強化され、日本企業のアジア進出やアジア企業の日本市場への参入を加速させることが期待されています。
近年、日本企業のアジア進出に対する関心が高まり、M&Aを用いた市場参入が活発になっています。特に、日本企業が東南アジアの市場に食い込むためのM&Aニーズが増加しており、逆にアジア企業の日本への投資意欲も上昇しています。このようなクロスボーダーM&Aの需要の中で、GIPとABCはお互いの強みを結集し、M&A支援体制を構築することで、資本取引の機会を拡大する狙いです。
GIPは、各分野の専門家が協力する統合型M&Aアドバイザリーを強みとしており、企業の成長や再編をサポートしています。一方、ABCは10年間にわたり、日本企業と東南アジアのM&Aを支援しており、その際の法制度や市場動向に精通しています。特に、彼らの東南アジアにおけるネットワークを駆使し、案件のソーシングからクロージングまでを一貫してサポートする能力が高く評価されています。
この提携によって、GIPは日本企業のアジア展開に向けたM&Aの戦略コンサルティングやターゲット選定から、実行まで一貫した支援を行います。その一方で、国内の事業会社やプライベートエクイティファンドとの広範なネットワークを活用し、アジア企業の日本市場への参入も推進していく方針です。
GIPの創業パートナー、山本明紀氏は「ABCとの提携によって、クロスボーダーM&Aにおけるコンサルティングや実行、さらにM&A後の統合支援において、より強力なサービス提供が可能になると確信しています」とコメントしています。
また、ABCの代表者である安井健氏は「日本企業による東南アジアでのM&Aニーズが急増している中、GIPとの提携を通じてより多くの顧客に質の高いサービスを届けられることを嬉しく思います。今後もシンガポールを拠点に、更なる事業拡大を進めていきます」と述べています。
この提携により、GIPとABCは企業の成長を後押しし、クロスボーダーM&Aのさらなる発展を目指していくことになります。両社の連携によって、アジア市場でのビジネス機会が広がり、両国間の経済関係がより強固になることが期待されます。
GIP株式会社について
Asia Business Creationについて
- - 設立: 2021年5月
- - 所在地: 16 Raffles Quay #09-01, Hong Leong Building, Singapore 048581
- - 事業内容: M&Aアドバイザリー、投資・資金調達アドバイザリー、事業開発コンサルティング
- - URL: https://www.asia-bc.com/