大熊町イノベーション
2025-10-10 12:42:19

大熊町イノベーションツアーで未来の産業拠点を探る

大熊町イノベーションツアーの概要



2023年10月28日と29日に、福島県大熊町にて「大熊町イノベーションツアー未来の産業拠点を体感する2日間」が開催されます。これは、大手や中堅企業の新規事業担当者、工場の立地を担当する方々、またはイノベーションに関心を逗められるスタートアップ経営者を対象とした特別な視察ツアーです。このツアーでは、福島県大熊町に集まった先進的な事業者の施設を、直接説明を受けながら見学・体感できる貴重な機会です。

参加費は無料で、申し込みの締切は10月15日です。詳細情報はこちらから確認できます。

大熊町の復興



福島県大熊町は、2011年の原発事故により全ての住民が避難を余儀なくされ、その後11年間に渡り、大部分の地域が立ち入り禁止となっていました。しかし、2022年6月に主要地域への立ち入りが可能になり、町の生活インフラの復興が急速に進んでいます。この復興の一環として、様々なスタートアップや大企業が大熊町に進出し、事業を展開する動きが加速しています。

イノベーションツアーの詳細



今回のツアーは、大熊町のポテンシャルを実際に体感できるように設計されています。特に注目されるのが、C&Rグループの子会社である株式会社コネクトアラウンドが運営する、6次化産業施設「FUN EAT MAKERS in Okuma」です。この施設はアグリテックを活用した先進的な農業とユニバーサルなワークフローを導入し、「農業」「食」「滞在」の3つのテーマを中心に据えています。

ツアーでは、コネクトアラウンドの責任者が屋内水耕栽培施設やキッチン、その他の特徴的な設備について説明を行う予定です。また、大熊インキュベーションセンター(OIC)や産業団地の見学、さらには福島第一原発の現状についての説明も含まれています。この他、地元事業者との交流や、大熊町役場との意見交換、生活環境の見学も予定されており、参加者は多角的な視点から大熊町の現状を理解できるでしょう。

スケジュール



ツアーは、以下のスケジュールで進行します。

1日目(10月28日)


  • - 07:00 東京駅集合・出発
  • - 11:30 大熊町到着、昼食
  • - 13:00 大熊町の概要説明、OICの見学
  • - 14:00 施設見学(Rutileaの事業紹介やデータセンターの見学など)
  • - 16:20 中間貯蔵センター見学
  • - 17:30 懇親会
  • - 20:15 ホテルチェックイン

2日目(10月29日)


  • - 08:45 ホテル集合
  • - 09:00 大熊町役場との意見交換
  • - 10:30 次世代グリーンCO2燃料技術研究組合(Rabit)の視察
  • - 12:00 コネクトアラウンドの事業紹介
  • - 13:30 町内見学(学び舎ゆめの森)
  • - 15:00 出発、東京駅へ帰路

コネクトアラウンドの取り組み



株式会社コネクトアラウンドは、2022年に設立され、農業と食を基盤にした地域振興には力を入れています。また、地域雇用の創出を目指し、ダイバーシティやインクルージョンの実現に向けた様々な取り組みを行っています。「FUN EAT MAKERS in Okuma」は、2025年の開設に向けて進行中であり、地域における農業の可能性を広げる、先駆的なプロジェクトとして注目を集めています。

大熊町のイノベーションツアーは、地域の新しいビジネスの形を体験できる貴重な機会です。この機会にぜひ参加し、未来の産業拠点との出会いを体感してみてはいかがでしょうか。


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会社情報

会社名
株式会社クリーク・アンド・リバー社
住所
東京都港区新橋四丁目1番1号 新虎通りCORE
電話番号
03-4550-0008

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