多摩六都科学館での特別講座:レッジョ・アプローチを学ぶ
東京都西東京市にある多摩六都科学館では、ある特別な講座が開催されます。それは、世界的に有名な幼児教育法「レッジョ・エミリア・アプローチ」に焦点を当てた大人向けの連続講座です。本講座は、2025年6月21日と22日の2日間にわたって行われ、参加者はこの教育手法の基本理念や実践方法について学ぶことができます。
レッジョ・エミリア・アプローチとは?
レッジョ・エミリア・アプローチとは、子どもを自ら学ぶ主体として捉える教育法で、自己探求的な学びを重視しています。このアプローチの最大の特徴は、子どもたちの主体性を大切にし、プロジェクトベースの学習を通じて深い理解を促す点です。子どもたちが自然に興味を持つテーマからスタートし、遊びを通して知識を深めていくプロセスが強調されます。
特徴的な要素
- - 主体的な学び:子ども自身が考え、感じ、行動することを中心に据えます。
- - 学ぶ環境:教室やアトリエの環境が子どもたちの自由な表現を助けます。
- - プロジェクト活動:子どもたちの興味を基にした様々な活動が行われます。
- - 共同的な学び:教師や他の子どもたちとの対話を通じて新たな知識が創出されます。
- - ドキュメンテーション:子どもたちの活動を記録し、振り返りや次の学びにつなげます。
講座の内容
講座は、以下の内容から構成されています:
1.
講義:レッジョ・エミリア・アプローチの基本に関する講演。
2.
ワークショップ:アトリエの設計と実際の体験。
3.
実践:来館者向けの開放型イベントを通じた具体的な実践。
4.
シェアタイム:活動の振り返りと参加者同士の意見交換。
講師陣は、イタリアで実践している専門家たちで構成されており、参加者は専門的な知識を学ぶと同時に、実践的なスキルも身につけることができます。
参加情報
この講座は18歳以上の方が対象で、参加には事前の申し込みが必要です。参加費は12,000円で、定員は15名と限定されています。興味のある方は、6月9日までに応募フォームから申し込むことが必要です。
多摩六都科学館の魅力
多摩六都科学館は、世界最大級のプラネタリウムドームや実験、工作が楽しめる展示室を完備した、体験型ミュージアムです。教育的な要素を持ちながらも、楽しさを追求した場所であり、家族や子どもたちが共に学び、楽しめる環境が用意されています。
この教室でレッジョ・アプローチについて学ぶことで、子どもの育成に関わる全ての人々にとって、新たな発見や視点が得られることでしょう。この貴重な機会をお見逃しなく!興味のある方はぜひご参加ください。詳細情報は多摩六都科学館の公式ウェブサイトで確認できます。