WordPressプラグインの安全性を守る新サービス「WPセキュリティ」
ICT株式会社が新しく展開する「WPセキュリティ」は、WordPressプラグインの脆弱性情報をユーザー毎にカスタマイズしてお届けするサービスです。従来のメールマガジンでは、必要な情報が埋もれてしまえば、ユーザーにとっては不便であり、重要な脆弱性を見落としてしまうリスクが増大しました。これを受け、ICT株式会社はこの問題を解決するために特化した通知サービスを発表しました。
制限を超えた情報管理
WordPressは様々な機能を持つプラグインが使われているため、毎日新たな脆弱性情報が発表されている現状があります。しかし、この多くの通知があることで、ユーザーは必要な情報を手に入れられない状況に陥ることが多いのです。そこで「WPセキュリティ」は、登録したプラグインに関連する情報だけを選別し、1日1回の集中通知を行うことで、情報のノイズを排除し、効率的にセキュリティ管理を可能にしました。
主なサービスの特長
1.
必要な情報のみを配信
ユーザーが登録したプラグインの最新脆弱性情報をピンポイントで提供します。
2.
1日1回のまとめ通知
対象となるプラグインに脆弱性が発見された場合のみ、お知らせを行い、煩雑な確認を省きます。
3.
簡単な登録方法
プラグイン名を検索して登録するだけで、最大10件まで簡単に設定可能。
4.
詳細な情報にアクセス可能
メールに記載されたリンクから、専門サイト「WPセキュリティ」で詳しい脆弱性情報やその対策を確認できます。
5.
試用期間中は無料
現在このサービスはβ版として提供され、ユーザーは費用を一切かけずに利用可能です。
利用の流れ
利用方法は至ってシンプルです。まず、登録ページにアクセスし、メールアドレスを用いてアカウントを作成します。その後、通知を希望するプラグインを選び、最大10件まで登録することができます。登録しているプラグインに新たな脆弱性情報が発表されると、それに関する情報が毎日1回、まとめてメールとして通知される仕組みです。
より良いサービスの提供に向けた考え
今後「WPセキュリティ」は、ユーザーからのフィードバックを活用してサービスの向上を図る考えです。例えば、対象プラグイン数を増やしたり、通知方法の改善を視野に入れています。また、脆弱性情報の対象範囲をWordPressのテーマやコアファイルにも広げることを検討しています。
ICT株式会社について
ICT株式会社は、兵庫県姫路市に本社を構え、中小企業のデジタルトランスフォーメーションをサポートするITソリューションを提供しています。代表取締役の宇治 貴博氏のもと、AI、クラウド、セキュリティといった先端技術を駆使し、顧客のニーズに応じたサービスを展開。ISMS認証を受けた安全な運用体制のもと、東京、大阪、兵庫を中心に活躍しています。
詳細は「WPセキュリティ」の
公式サイトで確認できます。