岡山大学の新制度
2025-04-21 02:30:16

岡山大学が大学院修学支援制度の認定式を開催し職員の高度化を推進

岡山大学が新たな大学院修学支援制度を展開



2025年3月27日、岡山大学の津島キャンパスで「大学院修学支援制度」の2025年度前期認定式が行われました。この制度は、大学の長期ビジョン2050を実現するための一環として、職員の高度化を目的に開始されたものです。初回の実施では、博士号取得を目指す教育研究系技術職員の中から2人が認定されましたが、今回はその対象が広がり、事務職員や図書職員なども含まれ、博士号だけでなく修士号取得を目指す職員も支援されることになりました。

新たに認定されたのは、博士号取得を目指す植木英雄技術専門職員と木村亮太技術職員、修士号取得を目指す中村有里技術専門職員と植山廣紀図書職員の4名です。彼らは、学長が審査主査を務める選考会を経て選ばれました。認定式では、佐藤法仁副理事が職員の学位取得を促進する意義を述べ、学位を持たないと就けない職種もあることから、岡山大学の独自の取り組みを強調しました。

大学としての特異性と独自の取り組み



岡山大学の修学支援制度は、海外の大学で一般的に行われている職員の学位取得支援を取り入れたものであり、日本国内では大変珍しい事例とされています。特に、申請者に対して入学金や授業料を大学が全額支援する体制は、全国的にも他に類を見ません。また、取得後には優遇措置が設けられるなど、職員のスキル向上に向けたサポートが行われています。

那須保友学長は、認定者へ授与された際に、彼らの挑戦を称え、「新しい世界が広がります」と激励しました。認定者たちはそれぞれ、学術的な知識だけでなく、実務に役立つスキルを身につける決意を表明し、大学への貢献を誓いました。

職員の高度化が大学の未来を育む



岡山大学では、職員の高度化を図るため、教員だけでなく、事務職員や技術職員などの活躍を重視しています。特に、事務職員が研究・イノベーション共創機構の筆頭を務めるなど、役割が多様化しつつあります。このような取り組みにより、従来の教員中心の運営から脱却し、より効果的な大学法人運営を目指しています。

岡山大学は、全ての職員が研究大学の運営に寄与できるような体制を整備し、職員一人ひとりのスキルやキャリアパスの形成をサポートしています。今後、地域中核・特色ある研究大学としての特色を活かし、職員と共に成長し続ける姿勢が求められています。

結論



岡山大学は今後も職員の高度化を着実に進め、持続可能な大学運営を目指していくでしょう。この制度に対する期待の声が高まる中、同大学の取り組みは地域社会にとっても重要な意味を持っています。職員の挑戦が新たな教育や研究に繋がっていくことを、多くの人々が願っています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

画像18

画像19

会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。